恋心ミルフィーユ

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ツイッターじゃ吐ききれない妄言をまとめていくよ

【ネタバレ有り】超探偵事件簿レインコード 2章の感想【後編】

【ATTENTION】

このブログには『超探偵事件簿レインコード』ダンガンロンパ』シリーズのネタバレが含まれます。以下の方はこの先を読まずにブラウザを閉じてください。

 

・レインコードをまだクリアしてない人

・レインコードやロンパに興味はあるけど、まだプレイしてない人

・レインコードやロンパは知ってるけど、別にゲームプレイしない人

・別にプレイする気が無いし、レインコードもロンパも特に知らない人

 

きっとそのうちプレイするから!知るから!今は戻って!見ても一切面白くないし得はないから!

ということで、既にプレイし、既にクリアした人だけ見てね。下の方にスライド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2章前編の感想はこちら

 

 

感想まとめはこちら

 

 

 

 

 

 

復讐の怨嗟

舞台上で起きた殺人事件、今回の2章の謎裁判ですが、結論から言うとめっちゃくちゃ楽しかったです!!!そして

わーい!犯人当て成功!3人!!!

全開の記事で書いてましたが、やっぱり共犯。いやでも、すごいね。3人共犯とは。私自身も考えてた時「いやこれ共犯じゃなきゃ確実に無理だよね!?でも…」と思ってはいたけど、実際にそうだとわかると上手いなぁ~と。最高でした。

ちなみに共犯だということはわかったけど、毒の持ち出しに関してはわからなかったのでそこは負けですね!筆が落ちてる…?筆に浸して持ち歩いたのかな?とか思ってたけどガッツリとグラス!そしてでかいグラスを演技中も隠すワルナ!努力の賜物やね。

 

いやぁでもさぁ、やっぱりしんどいよね…。復讐のために不仲を演じて、ずっと牙を隠して過ごすなんて…。ライナーやってるときの悲痛の叫びがかなり心に来ました。

なによりみんなして「私一人でやった!」って主張してるのがさぁ…。共犯が明らかになる前は「お前が殺した!」と互いに罵り合っていたのに、いざとなると自分1人の犠牲で周りを守ろうとする。その言葉が3人とも出ていたのがなんかもうアイコを殺された恨みからここまで大きな思いに広がっていたんだなぁというのがひしひしと伝わってきて、しんどい…。そりゃユーマも辛くなるよ。

やっぱり保安局よ!?保安局!?なんの捜査もしないでアイコは自殺♪って決めつけちゃうからこうやって復讐の連鎖が生みだされているんじゃないの。そのうえで更にまた冤罪まで作っちゃって…。もう何がしたいん!?それで作られた秩序の形は正しいの?

 

あとここの演出はめちゃくちゃ良かったなぁ。全てを認めこの後待ち受けるオシオキを覚悟するときのクロじゃん…。モノクマ、投票をお願い…」って自ら言うやつじゃん…。生きた証を最後に見せてくれるやつじゃん…。

やっぱり学生の犯罪こそが至高なんだなぁ。自身の衝動的な思いと他者への大きな恨みや願いを持って殺す、幾度となく見てきた光景だからこそすごく受け入れやすかったです。ここまで良いもの見せられるとあのガバガバクソ1章は一体なんだったんだ…という困惑も訪れますわね!?まあ2章が面白かったしきっと3章からも期待していいのでしょう!

そしてレインコード、全体的に殺し合い学園生活じゃ出来なかったことをやってる節があるよね。皆殺しも、便乗犯も、共犯も、ルールが厳密でクロ1人しか生き残れないあの環境では起きえないことだもね。自由度が増した分尖ったコンセプトが消えて凡百な推理ゲーとなった要素も多いレインコードだけど、ダンガンロンパじゃできなかったことを見せてくれるのは結構嬉しいかも!

 

デスヒコくん

デスヒコ、2章前半のときは「えーなんなんこいつ…」と思ってたけど、もしかして、可愛いのでは!?この子、可愛いのでは!?

謎迷宮で株が上がることはないのでは…?と前回言ったけど、そんなことなかったね。私の中では結構変わりました!謎迷宮って場所は記憶がぽわっとしちゃうけどその分その人の人間性がより前面にでるからキャラゲーとしては正しいのかも。

 

デスヒコってよくいる女の子なら誰でもいい下心キャラのように見えて、かなり紳士的なんだよね。あ、ここでいう紳士とは変態紳士的な意味ではないです。紳士で真摯。一直線に突き進んでるだけなんだよね。

女性相手にハラスメントをして悦に浸るようなことはしない、むしろ相手のタイプを聞いてそれを満たすためにダンスを頑張ったりと自分磨きで振り向いてもらおうとする。誰が犯人だどうだという話のときも常に肯定して寄り添ってくれる。これ峰田くんじゃなくてサンジだよ!?(峰田くんもいい子だけど…)

死に神ちゃんに対しても「絶対に惚れさせる!」と超前向きだし、契約をしたユーマにも嫉妬ではなくすげぇよマイメン!みたいな感じだし、あーこれはアレですね、突っ込みすぎる性格を直せば普通にすごくモテそうな気がする。すごいよ、2章開始からは想像もつかないくらいいい子枠になっちゃった。

 

まあ私にはハララ様がいるんですが…。ハララ様!今日も素敵!!💜

「うるさい」

あっ、はい!ごめんなさい!(怪異!勝手にSS始める夢女!)

 

割り切らない覚悟

今回の事件はユーマに対してもかなりの転換点になりそうだなぁ。以前から死に神ちゃんの力を使うことに抵抗があったわけだけど、こうやって容疑者側の真意に触れて「殺す以外の手段がない」という謎迷宮のシステムに対しての哀しみというか、残酷な現実をこれでもかと浴びていて。

コロシアイ学園生活においては生きるか死ぬかの覚悟を常に持っているというか、事件を起こす方も推理する方もその覚悟を背負って容赦なく戦い合うわけだけど、謎迷宮はまたシステムがちょっと違うからね…。極論入らずに解けば殺さなくて済むし、ユーマも言ってたけど推理することを放棄すれば(クルミは捕まるけど)死人はでない。まあそれはなんの解決にもなってないけど、クロを殺すことが解決なのかと言われたらそれも違うし…。

 

死に神ちゃんは探偵は正義の味方ではなく真実の味方って言ってたけど、これってキリキョンか最原くんも言ってなかったっけ…なんか既視感あるんよね。でもこれは確かに正しいけど、だからといってクロを殺していい理由にはならないよね。

割り切った方が正しいかもしれない。真実を追い求めるうえで感情は不要。でもそれが最高の探偵なのかと言われたら違うかもしれない。ユーマは今後どうなるかなぁ、事件に触れ合う機会も今後も増えてくるとは思うけど、割り切らず背負っていくような子になるのかな?なってくれたらいいなぁ。修羅の道だけど、それも優しさの形でもあるから…。

 

ホムンクルス計画

使い捨てキャラかと思われたクルミちゃん、まさかの情報屋とはね。そして伝えられる不死の怪物とは…。ホムンクルス計画と聞くと君のような勘のいいガキは嫌いだよが真っ先に頭によぎるけど、どういう計画になるのかな?まだまだ先は見えないね。

それにしても街を出たおじいちゃんの後を継いだって…

どっちやろなぁ…?

どっちでも話は広がりそうだし、もしくは全然関係ないのかも。でも今後はクルミちゃんも話の中核に関わってくるわけだし楽しみやね!

 

そしてヨミーさん、まさかすぎるってここでスワロさん退場は…めっちゃくちゃイカれたヤベー奴じゃないですか!!!!!(誉め言葉)

サイコロ状のキューブに圧縮するとかいう怪盗Xiみたいなことも部下の始末として容赦なくするし、潜水艦も潰してくるし、2章にして展開の進み方もはえーですわよ!3章の敵はついにヨミーさんの登場かなぁ…。

死に神ちゃんがユーマの手に渡った経緯、謎の部屋、怪しいボク、わからないことだらけだし次の3章も楽しみ!

 

 

3章前編はこちら