恋心ミルフィーユ

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ツイッターじゃ吐ききれない妄言をまとめていくよ

【ネタバレ有り】超探偵事件簿レインコード 5章の感想【後編】

【ATTENTION】

このブログには『超探偵事件簿レインコード』ダンガンロンパ』シリーズのネタバレが含まれます。以下の方はこの先を読まずにブラウザを閉じてください。

 

・レインコードをまだクリアしてない人

・レインコードやロンパに興味はあるけど、まだプレイしてない人

・レインコードやロンパは知ってるけど、別にゲームプレイしない人

・別にプレイする気が無いし、レインコードもロンパも特に知らない人

 

きっとそのうちプレイするから!知るから!今は戻って!見ても一切面白くないし得はないから!

ということで、既にプレイし、既にクリアした人だけ見てね。下の方にスライド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5章前編の感想はこちら

 

 

 

 

感想まとめはこちら

 

 

 

 

 

全ての真相

ということで5章謎迷宮、結論から言うとめっちゃくちゃ面白かった!

いやぁやっぱり上手いね、クライマックスの盛り上げ方が。5章前半ではなんか色々と不満を言ったけど、わかってることを再確認し、そして真実を突きつけつつユーマが乗り越えていく展開は、予想がつくけどやっぱり楽しいもんは楽しい!アクションも派手でめっちゃ良かったなぁ。謎迷宮だからこそできるやりたいこと全部盛りで最高だったね。

カナイ区が全員欠陥ホムンクルスなのも、マコトがNo1のホムンクルスなのも事前にわかってはいたけど、こうやって一から説明されると端々の繋がってなかった部分が繋がって、一気に引き込まれちゃう。ただ私ちょっと勘違いしてて、探偵諸君もホムンクルスだと思ってたら違ったね!?真に出来たのはマコト1人だけで、ハララ様は人間だったんだね。そう

 

ハララ=ナイトメア様

死亡確定

推しの死、まさかレインコードでも味わうなんてね…。最初のアレ以降死にそうな描写がなかったからレインコードは死なない!なるほど!と思って平和にキャッキャしてたのにさぁ。もうさぁ。やりたい放題だねいつもの如く。まだエピローグを見てないからもしかしたら生きているエンドもあるかもしれないけど、なんかこう…。なんかこう…。いやいや生きてるでしょwと思って捜査してたからちょっと重いよねやっぱ。

 

 

そして血の色ね。ホムンクルスは血の色がどうたらとか言ってたけど正直全然気にも止めてませんでした。だってさぁもうさぁ、ズルい!!!!はぁぁぁ…ロンパのオタクだからやっぱりこれはさ、受け入れてたよね不通に。血の色がピンク色なんて、私の常識じゃ普通ですから!どこまでもメタネタを逆手に取って面白いことやってくるよなぁ。

実際そうなんだよね。0章の時は血が赤黒かったし、謎迷宮でのユーマの血も赤い。0章は焼死体だからあんまり血は出てないけど5両目とかグロい赤色だったもん。プレイ当時は「レインコードはピンクじゃないんか~」と思いつつも1章で「あ、やっぱピンクなのね」と考えがシフトしたの思い出しちゃいました。もう見慣れすぎてた、これは本当にやられたー!

というか小高、続編作る気はないんだね…。全員死んだし、死に神ちゃんとも別れた。なによりもう血の色というサイコポップな個性をトリックに昇華しちゃって。V3の終わり方でもうロンパ作る気は無い!!!!と明言するようなエンドを迎えてたわけだけど、レインコードではもうこの系統作る気はもう無い!!!!と完全に言われてしまった感じがして、寂しいね…。ちょっと辛いけど、むしろロンパオタクとしてはレインコードという供給があっただけ良し!!!なので、受け入れよう。

 

ユーマとマコト

マコトがNo1のクローンなのは明らかになってたけど、じゃあユーマは?クローンのクローン?とか思ってたら、まさかのユーマこそNo1だったとはなぁ。これはたしかに考えれば行けたはず!!!悔しいいいいいいい!!!!!!

ラーメン屋が何なのかとか結構そこらへんは伏線あったよね。ホムンクルスに関しては匂わせるだけでカナイ区の謎なんも進展しないやん!とかずっと思ってたけど、真の謎は雨でも誘拐でもホムンクルス研究でもなく、『ユーマとマコトについて』だったんだなぁと。そう考えるとたしかに伏線は序盤からめっちゃくちゃあった!ここらへんに上手く乗れてたらもっと楽しめたんだろうなぁと。結構蔑ろにしてたね私…。

そしてユーマ、記憶喪失の時点で「つまり超高校級のカムクラor超高校級の予備学科だな!」と思てたけど、案の定「超探偵級のNo1and超探偵級の見習い」だったね。はいみんなでいくよー。せーの

いつもの!!!!

はいお約束。記憶喪失isカムクラ。ロンパからの常連。じゃあちゃんと気づきなさいよ?いや、同じことやるにしてももっと何かあるのかなと思ってたらめっちゃくちゃ直球ストレートだったんだもん。逆に意表突かれた!

 

とはいえNo1のこと、めっちゃくちゃ好きだなぁ。記憶喪失系って過去の自分は最悪の犯罪者(カムクラ)で…でも今のみんなに支えられた自分こそが過去を越える!みたいな展開が熱いわけだけど、むしろ過去のユーマが未来のユーマに希望を託すっていうのが、眼蛇夢や赤松楓みたいで好きだなぁ。この託すっていうの本編内でも言われてたけどなんか希望を持つんだ!なロンパとはまた違った味だよね。

そんなNo1から生まれたマコトだからこそ、カナイ区を救うということについては嘘偽りのない全力だったんだなぁと。マコト、確かに黒い事には手を染めていたけどそれでも本当にみんなを救いたいっていう優しさが根元にあったからだもんね。5章前半でも「え?これマコト本当に悪者なの?」とは思ってたけど、結論としては全然悪くなかった。闇堕ちユーマみたいなこともなく、No1にはNo1の、マコトにはマコトの信じる正義があったんだなぁと。どちらが良いとかいう絶対的な指針はなく、だからこそ最後は真相を全て伝えたうえでユーマに託してくれた。

 

ここの究極の選択、実際どうなるんだろう?違う方選べば違う展開になったのかな?私は謎迷宮に残るを選択したんだけど、他の人はどうなったんだ?多分いつも一本道のシナリオだから同じところに着地していたとは思うけど、緊急停止装置みたいな第三の選択肢が無かった以上、最後に別ED用意もできそ~!

だからまだエピローグ前ということで、残った選択肢が正史なのかどうかもわかっていませんが、続きを見てからのお楽しみだね…。

 

あ、選択する前も非常口から出る前もずっと宙に浮いてる謎怪人マジでシュールすぎるから、さすがに修正パッチおねしゃす。

 

死に神ちゃん

死に神ちゃん、No1から託された思いをもってユーマを探偵として導いてくれて、なんかもう、一途だなぁ…。契約だから云々でなく、やっぱりNo1のみんなを幸せにしたいっていう思いに共感し、だからこそ記憶を無くしたとしても支えてあげたいって思えたんだろうなぁ。

死神の書がどういう人たちの手に渡っていたかとかはわからないけど、やっぱり多くのリスクと引き換えに絶大な力を得るっていうのはエゴい人に扱われやすいよね。自分のために契約する、悪のために契約する、そういう人を多く見てきた…というか普通そういう人しかいなさそうだもん。だからこそ、他者のために自己を犠牲にするNo1の気持ちがより刺さったのかも。もちろん記憶を失ったユーマはNo1ではないし、同じような最強探偵に育成することもできない。でも近くで導くことだけならできる。それが託される側、託す側の使命だから。

非常口、実際なんだったんだろう。あれだけ固い契約を結んでおいて、解除するのはいつでもできる。多分謎迷宮の中じゃなくてもいつでも契約解除できる非常口はあったんだよね?今までの契約者にも非常口が同じようにあったのかはわからないけど、契約するうえで新たに作られたものだったら嬉しいな…。「辛いときはいつでも降りていいんだよ?」そういう逃げ道をちゃんと作ってあげるのは、大切だから。前に進むことだけが全てじゃない。諦めてNo1にまた託してもいいわけなんだし。絶対に逃げられない究極のデスゲームとはまた違った、優しさの物語がレインコードにはあるなぁと死に神ちゃんを通して結構感じましたね。

 

ということで次回がエピローグ、最終回になるかな?プレイできるのはいつになるかわからないけど、楽しみにしておきます…。

 

 

エピローグの感想はこちら