恋心ミルフィーユ

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ツイッターじゃ吐ききれない妄言をまとめていくよ

フッちゃんのことが大大大大大好きすぎるので伝説任務の感想も書きたいの巻

フッちゃん…好きだ…。

ということでフリーナのことが愛おしすぎてその笑顔を常に守りたい恋心ミルフィーユですこんにちは。今日はフッちゃんの伝説任務『頌歌者の章』についての感想を語っていきたいと思います。

どうしてこんなにもフッちゃんのこと好きになっちゃったんだろうね?わからない。いや正確に言えば「そりゃこんな素敵な魔人任務と伝説任務を提供されたら好きになるに決まってる!」って感じなんですけど、自分でもどうしたらいいのかわからないくらい愛に溢れています。原神のこと書くと原神の話しかしなくなるという理由で記事を書いてなかったんですが、もうね、フッちゃんの話しかしたくないんだから仕方ないじゃない!!

魔人任務の感想はこちら。なぜか5000字あるので読むときは気をつけてください。そしてこれから書いていく伝説任務の感想は当然ですが

伝説任務、魔人任務のネタバレしかないので未プレイの人はブラウザバックよろしくお願いします!

 

 

 

舞台から降りた少女

フリーナの物語、魔人任務では予言を打ち破りようやっと神を演じなくてもよくなったことで終わったんですが、実際そこまでしか描かれてなかったんですよね。500年間頑張った少女が、釈放され放り出された。物語自体は綺麗に終わっていたもののフリーナのアフターケアが無かっただけに、伝説任務を始める前は少し怖かったです。

500年神として生きた少女は、人として世界を生きることができるのか

これは金銭面とか、俗世との価値観の乖離とか、そういう問題ではないです。燃え尽き症候群による不安です。大きな任務から解放され、自由を手に入れた。だがその達成感により気力は灰となり飛んでいき、燃えカスのような廃人になってしまう。1度は経験したことがある人も多いと思います、こういう感覚。なんだかんだ人間は苦しめられている方が生を感じられたりするものですからね…。

だからこそフリーナ、急に1人で人間として生きることとなり、大丈夫なのかなって…。神としての任務を全うした今、生きる意味を見いだせるのかなって…。ふわっと首を括っていてもおかしくない精神状態だから。そしてそんな状態のフリーナがどういう物語を紡ぐのか。期待3割:不安7割でした。

 

案の定燃え尽きてた。

毎日パスタを食べ、暇に過ごす。不安やストレスから解放されて得た安寧は今でこそリフレッシュタイムかもしれないけど、その先立ち上がれるようになるかは別問題だからね…。

最初こそ周りもフリーナを尊重してくれると思いますが、所詮は腫物に触れるようなもの。今のフリーナは言ってしまえば天下りみたいな状態で周りも正直とっつきにくいと思います。そんな状態で5年、10年後、信仰が薄れた先でフリーナを邪険に扱う空気ができてしまっていたらどうするのか。ポワソン町のときのように無理難題からの批難を浴びていく生活になってしまうのか。水神時代の叱責を浴び贖罪の人生になるのか。私には現状のフリーナの状況はすごく不安定に映りました…。

 

舞台俳優フリーナ・ドゥ・フォンテーヌ

だからこそ、「舞台」というステージが、居場所がフリーナにあったことはすごく嬉しかったです。

神の力があるという虚栄を振りかざさるを得なかったフリーナが、偽りではなく、本当に手にしているもの。それこそが演技力だから。本人も言っているとおり神を演じていたということから演技にはトラウマというか、もうやりたくないという気持ちもあるのかもしれない。でもそれでも水神時代にトップスターまで上り詰めることができたのは「水神だから」ではなく、「フリーナ」が培った経験と努力だからね…。

嫌々言ってたけど、結局舞台に戻ってきた。ドルフィー達を、旅人を見過ごすことだってできた。でもできなかった。それはきっと舞台が好きだから。その気持ちに嘘をつくことができなかった。だからこそその想いが波のように伝わり、団員を動かし、そしてフリーナも動かされ、水の娘の舞台成功につながったんじゃないのかなぁと。

 

神の目はその人の想いの強さに呼応して贈られます。「元水神」として生きるのではなく、「舞台俳優」として生きる。その気持ちに呼応するかのように神の目がフリーナに贈られ、その瞬間に初めてフリーナは1人の人間として生まれ変わることができました。

『人として生きるというのは…秘密を隠し苦痛を味わい孤独とともに歩むこと』

魔人任務では弱さと脆さが取り上げられていただけに、私はフリーナのことを「保護者」のような目線で見てしまっていました。健やかに大きくなってね…不安からは私が守護るよ…。そんな風な愛をフリーナに向けていました。

でも今回の伝説任務では違いました。フリーナ自身の持つ強さ、輝き、意志、それらを浴びた今ではもう以前のような庇護は生まれません。彼女はもう立派な1人の人間なのだから。どれだけ辛いことが降りかかろうと、批難されようと、大丈夫。これからはもう自分だけで歩いていける。魔人任務で子を授かったのに、伝説任務ではもう親離れをしていく。その圧倒的な成長速度に驚きもしましたが、それこそがフリーナの強さだからね。前を向く強さを持った。新しい一歩を踏み出したフリーナを後ろから精一杯応援していきたいです。

 

世界はみな舞台

話は変わるんですけど、私は『劇場版レヴュースタァライトが大好きなんですよね。

どれだけ逃げようと、燃え尽きようと、舞台は常に目の前にある。だからこそ私たちは向き合っていかなければいけない。これまでも、これからも。一生かけて。なぜならそんな舞台を愛してしまっているから。そんな彼女たちの生き様がとても心に刺さります。

そして、それは今回の伝説任務でも同じように感じました。どれだけ離れようとしても、舞台はフリーナを離さない。なぜならフリーナが舞台に恋をしてしまったから。その気持ちが忘れられないからこそ、今回わざわざ巻き込まれにいって、舞台に立つという選択に繋がったんじゃないのかなぁと。

「過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える」ニーチェ

フリーナの未来、それは舞台俳優としてトップスターになるということ。その輝かしい未来は『実践紹介』でこそ描かれています。最初見たときは明るすぎてむしろ不穏テーヌと言われていたこの動画、伝説任務を見た後だとこれでもかとフリーナの明るい未来を照らし出していて、見方が180度変わりました…。

もう彼女のことを水神様と呼ぶ人はいない。だって彼女はフォンテーヌのトップスター『フリーナ』なのだから。「不休のソリストという称号はかつては500年間休まることもなく一人で耐えてきた少女に贈られた言葉でしたが、今となっては違う。舞台の主役として、毎日のように輝き続けるフリーナへ送る言葉になりました。

 

フリーナの物語は一旦ここで幕を閉じます。神様御用達の伝説任務2章も、きっとフリーナには与えられないでしょう。なぜならただの人間なのだから。

少し寂しいけど、いや本当はすごく寂しいけど、また旅の中で会える日を楽しみにしています。今度会うときはどんな姿を私たちに見せてくれるのか、期待しています!ありがとうフッちゃん!また会う日まで!

 

できれば4.4海灯祭で再登場してほしいな!(強欲)

 

 

瑞希の性自認について【久々にコメント返ししていくよのコーナー】

こんにちは、恋心ミルフィーユです。

今日はお久しぶりにコメント返しをします!2,3年前に書いた暁山さんの記事、書いてから時間がかなり経ちましたが未だに反応をいただけたりするのですご~い!身を削って書いた文なだけに、読者がこの問題に関して考える一助になってくれてるなら私としてもとてもうれしいです。

ということで先日このようなコメントをいただきました。

この記事を読んで本当に感動いたしました。瑞希ちゃんが推しになった時、自分も出来る限り理解を深めたいなと思い、色々な記事を読ませていただきましたが、一番納得出来る内容でした。公式から出ていない以上断言は出来ませんが、瑞希ちゃんは女の子になりたい、もしくは女性でも男性でもない、自分の性別が分からないと言う感じなのかなと思います。

もし性自認が完全に男性だったとしたら、ニーゴのみんなに言った方が良いのでは…?と少し思ってしまいます。ニーゴのみんなは「女性」で、瑞希ちゃんを同性だと思って接しているので、同性にしかしない話題等もあると思います。同性だと思って話していたのに、実は心が男性だったと言うのはどうなのでしょうか…?

私自身性的マイノリティーはなく、普通に女性として生まれて来たので、当人の苦労や辛さを本当の意味で理解できません。理解しようと考えることしか出来ないのです。そのためこの考えも浅はかなのかもしれないと思いつつコメントさせて頂きます。お時間あれば意見をお聞かせください。まあ、瑞希ちゃんがどんな性でも嫌いになることは絶対に無いのでこれからを見守っていきたいと思います。長々と長文失礼しました。

コメント : トランスジェンダーの私から見た『暁山瑞希』の性について:補足 - 恋心ミルフィーユ

なるほど!

普段ならコメント返しはもうあまりしないのですが、意見を求められている以上答えないわけにはいかないです。ということで、書かせていただきます。

※今回の記事では暁山瑞希さんの身体性について決めつけている描写がみられます。公式の発表ではないためただの妄想です。

 

まずはじめに

まず初めに。瑞希について考えたい、トランスジェンダーについて知りたいと深く考えるのであれば、こちらの『トランスジェンダー入門』を読んでもらうのが一番の近道なのかな?と思います。

こちらの本ではトランスジェンダーがどのような人たちなのか、どのような苦悩を背負っているのか、生活や社会においてどのような影響を及ぼしているのか等が丁寧に描かれているので、「知る」「考える」という点で非常によくまとまった1冊になっています。いきなり「本を読め!」て言われるのは正直めんどくせぇ~!っておもわれそうだけど、私に聞くよりも確実に正確なので。それは保証します。

 

そして私は感情ベースでしか話せないので、瑞希の抱える性の問題、カムアウトについてはアリアの方がしっかりと書かれています。色々な記事を読まれているということでしたので既に読んでいると思われますが、参考までに。

 

性自認について

はい!ということで宣伝終わり!閑話休題性自認について。

性自認、あなたはどのように考えていますか?定義から言うと性自認とは「自分の性別をどのように認識しているか」という概念になります。生まれたときの性別や見た目、そういうのに関係なく自分がどう思うか、それが性自認です。じゃあ「自分がどう思うか」って、改めて考えると難しいんですよね。自分がどうして男性だと思うのか、女性だと思うのか、それともどちらにも属さないと思うのか、それは「身体的性別」「社会的性別」の2種に分けて考えることができます。

あなたはどのように自身の性別を考えますか?身体が女性であることに違和感を感じないから、他者に女性として扱われることに違和感がないから、自身が女性であると認識していると思います。それが性自認です。ですが、そこに違和感を感じてしまう人も存在します。自身の性別と違う肉体がついてきている、身体性として社会に扱われることに違和感を感じる、そのように性自認と身体(社会)のズレがある人のことを『トランスジェンダー』と定義します。*1

 

コメントで仰っていたあなたの考える性自認とは何なのでしょうか?

瑞希性自認が完全に男性だったら…と言っていましたが、身体的性別に違和感を感じず、そして社会的に男性として扱われることに違和感を感じていない、瑞希を見てそのように感じ「心も男性なんだ」と、ニーゴのみんなを騙していると解釈したのであれば、もう私の言葉は何も届かないのでしょう。少なくとも私はそうは見えません。

瑞希の求める「ボク」は、社会に、他者に迎合されていない。それは身体的性とのズレが生じているから。そのような違和感による苦しみはメインシナリオやイベント、特に『そしていま、リボンを結んで』で深く描かれています。そしてニーゴでは違和感なくありのままの自分でいることができています。それで問題は無いのではないのでしょうか?

瑞希がどうして永遠とカムするかどうか悩んでいたのか、そしてしなかったことがニーゴの他のメンバーを裏切ることになるのか、それともならないのか、できればもう一度考えなおしてもらいたいです。

 

考えるということ

埋没する(自身の肉体的性別のことは明かさず過ごす)ことは、当然ですが秘密をかくす、嘘をつくことになります。ですがシストランス関係なく、誰もが皆なにかしらの秘密や嘘を抱えて生きています。瑞希はたまたまそれが性別のことだっただけ。

当人の苦労は当人にしかわかりません。そしてシスジェンダーの人にもトランスジェンダーの方とは違った苦しみはあると思います。当然私も私以外のことは何もわかりません!なので「もし自分がその立場だったら…」という考え方で物事を見てもらえるとすごくうれしいです。

もしあなたの友人、一番親しい(身体的同性だと思っている)友人が「実は身体は男性なんだ」とカミングアウトしてきたら、どう思いますか?裏切られた!と思うのか、傷つくのか、それとも受け入れそれでも一緒にいようと思えるのか。

または逆に「実は心は男性なんだ」とカミングアウトされたらどう思うのか。そのことがきっかけで付き合い方が変わるのかどうか、ぜひとも考えていただきたいです。

 

私たちは考えることしかできません、ですが考えるのをやめた瞬間、成長は止まります。今回の回答があなたの求めていた内容かどうかはわかりませんが、この記事を答えにさせていただきます。

ちなみに私への質問はコメントでもいいですが、マシュマロだと匿名で送れるので便利だったりします。使いたい人は使ってね~

*1:どちらでもないノンバイナリーの人も存在します

フッちゃんの想い、覚悟、魔人任務4章5幕の感想を書き殴りたい!

ありがとうフリーナちゃん!!!!

こんにちは、恋心ミルフィーユです。

原神もVer4.2が更新され、ついに魔人任務もクライマックス!あまりにも風呂敷が広がりすぎていたのにどうやって終えるん?な状態から更新を日々待ち続ける日々…正直あの予告番組延期からの10日間は地獄でした…。

待ち続けるそわそわ、広がる妄想、そしてフリーナちゃんの性能や不穏テーヌの匂わせ動画や短冊やで毎日のように一気に情報を押し詰めてくる公式

情報量が…多すぎる!!

 

そりゃこうなりますよ。このモブ、完全に我。

4.2更新前も、更新後の魔人任務でも、もうずっと頭がパンク状態。普段はゆる~く探索して気が向いたら魔人任務をやるくらいのノリだったんですが、気になりすぎるあまり眼精疲労を無視してぶっ続けでクリアしちゃう始末。命大事に。おかげで体調は絶賛ぐえーであります。
ということで、スメールとはまた違った壮大な物語になった魔人任務4章5幕についての感想を書いていきたいと思います。当然ですが

ネタバレしかないので未クリアの人はブラウザバックしようね!!!

 

 

 

ナヴィアさんについて

まずは5幕序盤のナヴィアさんについて。いや、ナヴィアさんを語るまえにまずは先に

マルシラック…シルヴァ……

いや、本当にしんどいって。ネームドキャラが死ぬのは本当に辛い。ナヴィアさんの後ろをずっとついてきてめちゃくちゃ可愛かっただけに、もう最初に訃報を聞いたときはかなりキツかったです。5章はハンカチ用意しろとは聞いてたけど、こんな序盤からアカンて…。

そしてナヴィアさん、公式はナヴィ虐が最大手すぎんよ…。いつも明るく気丈に振舞ってはいるけど、裏で抱えているものは一人で抱えきれるものではない。事件に巻き込まれて死んだパパのことや、先代から引き継いだ棘薔薇の会の復興やで、もう明るいだけのお嬢様なんかじゃない。彼女も努力とプライドを持って必死に演じているただの弱い人間なんだよなぁ。

だからこそ、そこにマルシラックとシルヴァまで失わせるなんて、マジでミホヨやってる。人の心が無さすぎる。辛い。哲平の件といい旅人の心をぐちゃぐちゃにする方法を熟知しすぎでしょもう…。

そして、人の心をいい意味で心をぐちゃぐちゃにする方法も熟知してる。あの裁判所でのシーンはかなりグッてきました。モブの名前が出てきて「アッ!死んだ人達の名前…!」と察してしまったときにはもうナヴィアさんの死も受け入れて…いや受け入れられず悶えていたわけなんですが、マルシラックとシルヴァが助けてくれて…。弱くて脆いナヴィアさんを死んでも尚守ってくれて、背中を押してくれて…。ありがとう。(あとスクショ取ってなくて画像無くてごめん)

水に溶けて純粋精霊に戻った今でも、ナヴィアさんの後ろを守ってくれていたんだね。非合理的なご都合展開は苦手だから最初見たときは「?」だったけど、理由が分かった今となってはもう…言葉にできない。

 

ナヴィアさん、4.3ではついにPUされるわけなんだけど、どうなるのかな?

伝説任務ではポワソン町復興とクロリンデについてのあれこれをやってくれそうだけれど…ふわっと別の話もするのも伝説任務だからね。イベ終わりに急にナヴィクロの濃いのが投下されたからもう私は気が気ではないです。おいリルパァール様そこどけ!見えないぞおい!

 

フリーナについて

水神、死刑

PVで初手から我々の情緒を破壊した死刑宣告、インターネットの海ではPV詐欺に定評のあるミホヨだしどっきり企画でしょ?とか言われてたけど、まさかの半分正解っていうね。まあ、じゃなきゃ、あんなはっきりと死刑宣告できないよ…。いや死刑になるのはヌッさんも予想外だったんですけど。

でももう、とにかく、フリーナちゃん。フリーナちゃん…。

フリーナちゃん!!!

あまりにもしんどすぎるって。人間の身でありながら、神を演じ続けなくてはいけない。そしていつ終わるかもわからない。フォンテーヌの民が、そしてテイワット全域の命運が、私の所作1つで決まってしまう。毎日綱渡りのような生活。誰にも相談できず、真に頼れる人もいない。そんな状態で500年も過ごしていたなんて、背負うものが大きすぎる。

だからこそ神ではないと断罪するときは、私は真相をしらなかったからウキウキで眺めていたけど、フッちゃんからするとそれどころではなかったんだろうなぁと。行くも退くも地獄、原始胎海の水に手を突っ込まなければいけないほどに追い詰められ、果てには死刑宣告をされる。

 

神の座なんて1人が背負っていいものじゃない。人間なんかに背負えるものじゃない。そして神ですら背負えない。ウェンティも鍾離も神の座から降りたし、影ちゃんも摩耗を恐れて雷電将軍に統治を任せた。その苦悩を、500年間背負い続けた。もうね、私は4.0や4.1のときの目線でフッちゃんを語れないよ。

ポンコツなとこも

すぐ逃げちゃうとこも

クソガキで愚かなとこも

グロシも

全てが愛おしい。予言に立ち向かうために、絶対にバレないように頑張る彼女の姿を、もう私は否定することができません。顔で笑って心は泣いて、フッちゃんもただの人間でありナヴィアさんと同じく弱くて脆い存在でしかない。抱きしめてあげたい。よしよししたい。今まで頑張ったねって言ってあげたい。精一杯愛したい。予言も終わり、神の座をついに降りることができて、本当にお疲れさまでした…。

今後はどうなっていくんだろうね…。まだ伝説任務やってないので楽しみにしています。元気なフッちゃんが見たいよ私は…!フリ虐を望む声が一定数あったけど、もうそんなのいらない!平和に過ごして。そして呪いから解放されたんだから健やかに成長して、そして老いて、みんなに見守られながら息を引き取って…。楽しい人生だったと最後の瞬間に思えるような人生を歩んでほしいです。

 

フォカロルスについて

そしてフォカロルスさん、フリーナのもう一人のボクであり、現神。稲妻編からは「神」と「神の座を背負うことになってしまった者」の物語がどの国でも描かれてきたけど、今回もそういう感じだったね。

影ちゃんは『雷電将軍を表に置き自分は影武者になること』を、マハカデさんは『浸食された自分の存在を完全に消すために分身を生み出し消してもらうこと』を行った。そしてフォカロルスは『神を欺き予言の内容を打ち破る』という500年にわたる壮大な計画を。

覆すことができない予言を、神に定められた運命すらも壊す。自身を殺して龍王に権能を戻す、そしてその力で厄災を鎮める。龍王と神座の構造が4幕で明らかになったときからこの事態を想像できていたわけだけど、実際にやられるとやっぱり神の死の必要がある以上、見ててきつかったです。どこまでも自己犠牲のうえで成り立つ計画。マハカデさんといい、「頼んだよもう一人の私…」が重すぎんよ…。

 

結果だけ見るとかなりご都合主義な顛末に見えるけど、予言の書に順番があるように、実際は決まっていたことをなぞっていただけなんだよね?ここらへん私の頭がおよわースなせいでまだ考える必要はあるので、ちょっとまだ整理中。

神を偽っていることがバレたことがトリガーとなり、鯨が地上に顕現する。この順番は予言で記されているため覆ることはない。その瞬間こそ神を欺く隙であり、龍王に権能を返すことで民たちを人間にすることができる。その結果水に沈むものの人々が水に溶けるという予言を打ち破った。

ってことでいいよね…?(自信ない)

うわーここまで見て書いて「全然ちげーよタコ、エアプか?」とか言われたら悲しい~。でも、物語を私なりに十二分に楽しめてるからOKです。

 

スカークさんについて

そしてスカークさん、タルタリヤの師匠であり、深淵の住人。原神は崩壊シリーズと世界観が共通しているから星海についての言及も今回めちゃくちゃされていきそうと言われていたけど、まだ何もわからなかったね…。

とはいえスカークさん、PVでのビジュでは超絶クールな謎多き美人って感じだったのに

 

エッッッッ!!!!!

なんすかそのはちきれんばかりの太ももは。なんすかそのゆるふわに下ろした前髪は。なんすかその全体的にちょっと天然入ってそうな隙は。許せない…ミホヨ許せない…やってくれたなおい…

ミホヨッッッ!!!!!!!!

ビジュ最強のエウルアさんに「この恨み…覚えておくわ💙」と言わせたり、ビジュ最強の影ちゃんに「牛乳団子おいしい💜」てさせたり、なんなん?萌え萌え属性マシマシすぎるんですが。は?なんで本国はおショタに厳しいのに、なんで本国はウェンティでギリと釘を刺されたりするのに、スカークさんは許されるんですか?

ありがとう!!!!!!!

いや、本業はおショタなのでそっちを一番所望してるんですが、行秋のような美少年のふとももが一番命助かるんですが、それはそれ。シナリオのクライマックスだってのに私はもう、この溢れる感情を抑えることができませんでした。どうしてくれるんだおい。こんな師匠に教わったタルタリヤ、性癖が拗れてないかあたしゃ心配でならないよ。…あ、彼はそんなことよりも殺し合いの、ただの戦闘狂だった。

とりあえずスカークさんは今後も深く関わってきそうだし、スカークさんの師匠やレインドットの名前も出てきたわけだし、より外の世界の物語がナタ以降では繰り広げられてくんだろうなぁ。楽しみ!

 

ファデュイについて

そして召使ことアルレッキーノさん、序曲MVではもう明らかに黒幕感がめっちゃくちゃ出ていただけに不安と期待でずっと胸がつぶされていたんですが、最後の最後までファデュイとは敵対しなかったね。というかむしろ仲間として裏を支えてくれて。PV詐欺が過ぎる!!!

とはいえ実際そうなんよね。ファデュイってだけで悪役にされるのは違うとは常々思っていましたから。もちろんドットーレのような奥底までヤバイ奴もいるし奴はトロフィンのためにも処さなければいけないんですが、ファデュイと旅人って敵対する意味ないですから。天理を倒す、そのための利害は一致している。神の心を集めるために行う行動が旅人の障壁になることが多いだけであって、悪ではない。ファデュイにはファデュイの正義がある。まあやり方がヤクザなことが多いのは否定できないけども…。

 

今回の召使は最初から最後まで予言を止める方法を探していた。あまりにも怪しすぎるけど、それすらもミスリードだった。タルタリヤのボイスで利益が出るなら平気で裏切るとは言っていたけど、「裏切らない=真摯」というわけではないということこそアルレッキーノの信条なのかもね。批判的姿勢は常に持っておく。そのうえで自身の利益になる形を最優先する。

未だ奥が見えないキャラであるとはいえ、こういう風に敵対してたファデュイと手を取り合うこともあるというのは今後のシナリオにおいてもかなり深く関わってきそうだよね。旅人、ファデュイ、アビス、それぞれが抱える正義の元に判決を下す。いまだ天理の状況が見えないだけにどう転ぶかが本当にわからない!

そしてこの後来るダインがどうなるのかも本当にわからない…。

 

これからについて

魔人任務、クライマックスということもありめちゃくちゃ期待してましたが、その期待を裏切らない、むしろ超えてくる物語でとても面白かったです。仕事のお休みもらえて一気に読めてよかったー!

感想としてはもう上に書いた通りです。3章5幕が面白すぎたが故にもう今後この話より面白い話は絶対に来ないとはわかっていたけど、外の世界の謎や第三降臨者の登場など、他の面白さも相まってすごく楽しかったです。第3降臨者、アリス説やスカーク説も出ていただけに今度どうなってくるか何もわかりませんね…。期待しかない!

 

そしてなんといってもフリーナ、本当にお疲れ様。彼女の背負った重さは誰にも計れないけど、神々のフリーナについてのボイスを見て感動しちゃいました…。神ではない、でも神にしかできないことを成し遂げた。それを4神は認めてくれている。

フッちゃんが今後色々なビジュアルで神々と同列に並ぶのを見るのはちょっと考えることがあるかもしれない。本来はヌッさんの方がふさわしいわけだし。もう神の座から降りたただの人間なわけだし。でも人の身でありながら神に匹敵する偉業を成し遂げた事実は変わらないし、人々の前に神として立ち続けた姿を偽りだなんて言いたくない!

フッちゃんは正真正銘の神だった。

これが私の結論です。

 

今後もまだフォンテーヌは広がっていくし、璃月と繋がるのも楽しみ。まだまだクソデカ世界任務も終わってないしやることは盛りだくさん!1年間フォンテーヌをよろしくお願いしますミホヨ!

 

 

おまけ

フッちゃんが好きすぎるあまり伝説任務の感想も書きました。

 

プロセカの好きな曲について永遠と語りたいよ~

はぐ、超良すぎ~~~~~~???

いやぁ、ビビりましたね、あまりにも好きすぎて…。プロセカくんはもう音ゲーやらずニーゴのシナリオだけ追いながらたまに楽曲を聴くくらいのスタンスだったんですけど、はぐがあまりにも良すぎるあまりちょっと再燃中でございます。

え、モモジャンにこういう歌を与えてくれるのが本当にいいんですか?モモジャンのシナリオは序盤しか追ってないけどやっぱりみんな一度挫折しても尚立ち上がってる方々なので、こういう辛い気持ちを吐露しつつも寄り添ってくれる曲があることがすごくうれしいです。

『人間なんだから今日くらいは俯いたっていいじゃんか』

舞台の上で笑顔を振りまくのがアイドル。でもアイドルだって悩むし落ち込む。そういう気持ちを抱えつつも肯定していき、向き合い寄り添うのがも~~~~~~好き。こういう歌詞ってニーゴが担当することが多かっただけに、あ~どうしよう、モモジャン改めて追いたくなっちゃったね。

…はい、今日はそういう記事です。ただ書きたいだけです!付き合え!(原神でそわそわしてるので気を紛らわせてるだけです)

 

はぐ

ということでまずははぐから。えぇ、まだ語り足りないですから!

なによりはぐ、歌詞もだけど曲が好きすぎ!にわかなので私は楽曲担当のMIMIさんを存じ上げなかった(正確にはマシュマリーは聴いてたけど名前は知らなかった)わけだけど、曲があまりにも良すぎる…。もう私は音楽に関しては「好き!これ好き!」しか語彙が無いんだけど、もうね、好き!!

イントロからピアノで引きつける感じ、そしてメジャー曲のようなダイナミックさはないけど、その分刺すところは刺す音の選び方、これぞ『ボカロ曲』って雰囲気ありますよね。伝わるかなこの説明…。名前を出すと椎名もたさんと似たような感じです。良い意味でのインディーズらしさ、それこそがMIMIさんに感じた魅力ですわね。

私は椎名もたで育った人間なので、この魂が今も生きてるのがとてもうれしい!一番好きなのはアストロノーツとガラクタのエレジーです。あ~~~もたさんが楽曲提供する世界線に行きたい…。wowakaさんが楽曲提供する世界線に行きたい…。嗚呼

 

トリコロージュ

もうほんっとオシャレ!煮ル果実さんの曲って意味わからんすげー技術めっちゃくちゃ入ってるよね全然知らんけど!

ピチョン…の水滴の音が全体を綺麗に締めてくれるし、時折入るファミコンみたいな音(名前知らん)とか、どうしてそれが全体にマッチするんだ…。MVといい曲といいオシャが過ぎる。全員を宝石に当てはめるの感動したし、そこは投稿当時本人もめっちゃ考えたって言ってたし、ニーゴに真摯になってくれてありがとうの気持ちしかないです。

『言えぬ秘密もあっていいんだ』

言えなくてもいいんよ、言えない秘密もあっていい。誰だって何かを抱えて生きてるんよ。俯いたっていいじゃんか。ニーゴ結成過去回で煮ル果実さんの出してくれた解釈、1000000000000000000000点。この後にうっせぇわ歌わせたりヴィラン歌わせた運営、0点。もう14階で泣くな

 

そしてカナデトモスソラも大好き。奏の気持ちに寄り添う優しい音楽、自身の過去と呪いで視野が狭くなっていた奏の世界が広がっていく様子が歌詞と曲全体で表現されているのは、本当に言葉選びの匠。そして歌詞自体がニーゴや瑞希の気持ち、そして今苦しんでるほかの人にも当てはまるものばかりで、当時めちゃくちゃ私自身悩んでた時期だったのですんごく刺さりました。

『拒んだもの多すぎて見えないものばっかみたいだ』

私はカーネーションリコレクションのシナリオがプロセカで一番好きなので、それも含めてこの曲には深い思い入れがありますね~。

 

青色絵具

上にあげたしんどい系の曲とはまた違うけど、青色絵具もめっちゃ好き!日野森姉妹~~~!てのもあるけど、全体的に落ち着く曲調かつアンニュイな雰囲気が、もうどちゃくそタイプ。煮ルさんといいくじらさんといい、趣味がわかりやすいねマトイリは。

『溶けたアイスを飲む炎天下の海辺』

もうなんか、存在しない青春~!何もない田舎だけど2人でいれば特に会話なんてなくても楽しいし、一緒に海を眺めるだけでいい。そう、そういう青春。送りたかったよ、私も…。あ~~~~~辛い!なんで今こんなコンクリートジャングルにいるんだろう、人生ってなんだろうね。3分で感じる青春、それこそがカップヌードル(無理やり)

あと歌詞の滑り方がめっちゃくちゃ気持ちよくて、綺麗に歌い上げる2人とミクさん本当にすごい。実際に歌おうとすると結構難しい。

 

ちなみに青春というとやっぱりレオニ。レオニはもう表題曲がNeedLeという最高曲なわけなんですが、フロムトーキョーもいいよね~。

『誰だって気づいてんだ、ボクには無理だとそれでもあがいては転んだ』

フロムトーキョーはどちらかというと可愛い曲調やポップなMVに反して強欲に夢を掴もうとする曲なわけなんだけど、その想いこそ咲希ちゃんの気持ちというか、みんなと一緒にいたい!歌いたい!が溢れてて大好き。あ、レオニも全然シナリオ読めてません!解釈超絶浅いです!すいません!でも好きなもんは好き!

 

ノンブレス・オブリージュ

そしてカバー曲ではあるけど語らなきゃいけないのはノンブレス・オブリージュね…。まさしくニーゴを深くあらわした曲、本当にこれ提供曲じゃないの?え?すご…。

『この世には息も出来ない人がたくさんいるんですよ』

1期のニーゴはまさしく外野が持ち出した銃によって殺され『息が詰まる』『息を止める』ことしかできない4人が防空壕で呼吸をしてたわけだけど、2期からはどうなるんだろうね。個人的にはこの曲からの脱却が本当に望ましいです。辛すぎるもん。私は本当にこの言葉が好きなので永遠擦りますが、防空壕じゃなくて青空の下で呼吸してほしいですから…。

 

ふぅ…。満足した。ただ言いたいことを言いたいだけ言った回でした。まだ聴いてない曲も多いし、シナリオを読めばきっと曲も違う受け止め方ができるんだろうなぁ。ちゃんとシナリオも読みたいとおもいつつ全然手を出せてないので、なんとかしたいよね。

…ってもう1年以上言ってるけど、本当になんとかしたいとは思ってます。思ってますって!後で!後でな!



新プロフィールに関するブチギレと、改めて考える『暁山瑞希』について

こんにちは、恋心ミルフィーユです。

プロセカも学年が変わり、キャラクターも新衣装新プロフィールがお目見えになりましたね!暁山さん身長もちょっと伸びたね。そして新衣装もかわいい~~~~!!なのでとても良きですね!

性別欄を作られたこと以外は。

本当に嫌だ。プロセカくん本当に嫌だ。レオ二の新プロフ見たときからキレ散らかしてたわけなんですが、改めてこうやって出されるとあの運営3年間経ったのにな~~~~~んにも学んでないんだなという落胆が激しいです。

せっかく更新するタイミングなんだから、リリース初期にお出ししたそれを消すチャンスだったのにね。何考えてるんだろうね。もちろん瑞希瑞希でありそれ以上でもそれ以下でもないです。そしてそのことはイベントシナリオを通して丁寧に描かれており、このプロフ文も『ボクはボクのままでいいのかなって、思えたんだ』とすごく良いことが書いてあるのに、この仕打ちだもんなぁ。

ということで今日はこの地獄みたいな状況についてのお気持ちを書いていこうと思います。

※今回の記事では瑞希の戸籍性や身体性について決めつけていることがあります。

 

性別欄って必要?

ここ数年、性別欄の必要性についてはよく社会問題にも上がってきています。アンケート等ではその他や答えないの選択肢が追加されたり、履歴書から性別欄が消えたりと、より性別というものの存在性が薄くなってきていますね。

じゃあ逆になんで性別欄があるのかというと、私個人の意見ですが『わかりやすさ』のためだと思います。簡単にできる属性の付与。「20代の人間」よりも「20代女性」と説明した方がより具体的であり、人物像がはっきりする。ニュース等ではよくこの表現がされますね。

だから今回プロセカにおいても性別欄が作られたのは、『わかりやすさ』に焦点を当てたためなのかなと思われます。新規層に、まだプロセカを知らない人にも伝わりやすくするため、興味を持ってもらうために書かれたのかな…と。

 

新規の層に伝わりやすくする手前、わかりやすさを重視することは企業としては当然なのかもしれません。でもそれが本当に正しいのかと言われると私は絶対にNOだと答えます。

なぜ多様性が重視されるのか、マイノリティーを尊重するのか、その答えは誰も苦しまないようにするためであり、「わかりやすさ」つまりはマジョリティーに則った施策をすることは、結局のところただマイノリティー側の人間を黙殺してることと同義だと思います。プロセカのシナリオではかなり尊重し丁寧に描かれているだけに、何も変わっていないのは正直怒りを通り越して呆れました。

一番重要なのは、瑞希がこのプロフィールを見てどう思うかです。「暁山さん、新年度のプロフィールはこちらになりますがよろしいでしょうか?確認お願いします」とあなたなら提出できますか?これを見て本人が納得できるかどうかは、火を見るより明らかです。

 

以前のプロフィールにも書いてあるから削れなかった

→知らん。「昔からそうだから」なんて言い訳にもならない。

 

とはいえキャラクターを説明するうえで性別欄は必要だと思う。

→ゲーム側には無いんだから、わざわざ存在させる必要はない。

 

おそらく、シナリオを書いている部署と、このプロフィールをデザインした部署は別だと思われます。シナリオを書いている人がこのプロフを作ったんだとしたら、正直もう何も信用できなくなります。上の人の指示によってそうせざるを得なかった。きっと俺達の近藤さんよりもより上の人が…そういう前時代的なモノを作り出してしまったんじゃないのかなぁ…と。

難しい話題ではありますよね。ですが、どうするのが正しいか、どうするべきか、それぞれがきちんと考えることが重要です。性別欄の存在に関してはとにかく全部消えろ!とまではいきませんが、少なくともこの場では存在する必要は無いよねとは思います。

 

改めて考える、瑞希の性について

そして、話題に上がってしまった以上、一応触れておきたいと思います。暁山さんのことについて。先に結論を申し上げておきますと、

作中で言及されていないため何も答えられないし、答えは存在しません。

瑞希の性に関してはリリース初期から書いていました。私の考えはこのころから変わっていません。よければ一読お願いします。

こちらの記事は瑞希のことを表面しか見ずに所謂「trap」として扱われることを危惧して書きましたが、ユニストイベストを通してものすごく丁寧に描かれていたおかげか、今ではもう性とか関係なく瑞希瑞希であるとファンの間でもきちんと見てくれているのが界隈の空気からもよく伝わっています。

そしてそれがすべてです。瑞希の想い、悩み、色々あれど、瑞希瑞希であり、性別などというただの身体の作りの違いで人間を図ることなど、無意味でしかありません。

 

…とはいえそれで「はい議論は終わり!これにて閉廷!」とするのは簡単ですが、説明不足であることも否めません。かなり無粋ではありますが、少し書かせていただきます。

瑞希トランスジェンダーかについて。トランスジェンダーの定義としてよく使われる言葉として「身体性と性自認が異なる」というものがありますが、こちらの言葉は少し曖昧だと私自身は考えています。性自認とはなんなのか、それは本人にしかわからないし、本人だってわからないことがあります。

 ――「トランスジェンダー」とはどんな人たちを指すのですか。

 「世界的に0・5~0・7%と言われ、圧倒的に数の少ないマイノリティーですが、確実に存在する人たちです。よく使われるのが、『身体の性別と心の性別が異なる』という説明です。分かりやすいですし、トランスの人は自分の身体と付き合うのが大変な面もあるので、言い当てていないわけではありません。しかし私は、『この性別で死ぬまで生きなさいという課題を背負いきれなくなった人たち』と説明しています」

 

 ――「課題」ですか。  

「私たちはみな生まれた時から、『男の子として生きなさい』『女の子として生きなさい』という課題を背負っています。社会が負わせるその課題に対し、『その性別では生きていけない』『つじつまが合わない』と感じているのがトランスジェンダーです。私たちは電車の中や道で知らない人を目にした時、まず『男か女か』を判断します。誰もが『男』『女』として存在させられているとも言えるでしょう。性別を元にした仕組みや制度も至る所に存在します。今の社会で、性別から逃れることはできません」

引用 : それは誰のための議論なのか 「トランスジェンダー問題」を考える

高井ゆと里さんの言葉を引用しますが、私自身としてもトランスジェンダーの説明として『この性別で死ぬまで生きなさいという課題を背負いきれなくなった人たち』という言葉はとてもしっくりきます。

そして暁山さんはまさしく、背負いきれずに苦しんでいる側の人間です。性自認がどうとかは言及されていないため何も言えませんが、ニーゴのみんなにはこの課題について言及することができず、学校でも自身の望まない扱いを受け不登校になってしまっている。そのことは事実として存在しています。そのため瑞希トランスジェンダーとして描かれているキャラクターであると定義すること自体は、私はしてもいいのかなと思っていますし、肉体的性別に則った性を瑞希に割り振るのは間違いで有ると考えています。

瑞希クロスドレッサーなのか、それともXなのかFなのか、ノンバイナリーなのか、様々な憶測があります。ですが散々申してる通り、それについては言及されていないため答えられません。そして、私個人としては明記されてほしくありません。Xだなんだと括ること自体が嫌な人もいる。性別の概念無く生きていたい人もいる。プロセカを通じて性に悩んでる人の指針として動いているキャラクターである以上、このまま結論が出ないのが一番であり、無理に描くのは野暮です。

 

これからの瑞希について

最後に、2年生になってからの瑞希について。

以前にもニーゴのこれまでとこれからを書いたのですが、瑞希の問題はまだ解決していません。私としては「待たせる」というのも選択肢としては正しいことだとは思っているのですが、瑞希自身今回のプロフィールで『自分の秘密と向き合えずにいる現状から無力感を覚えていた』と書かれている以上、この「待たせる」という結論に納得はしていないのかなぁと…。

どう向き合うのか、そしてどう向き合わなくちゃいけなくなるのか。とても楽しみであり、苦しくもあります。でも瑞希なら大丈夫、杏が、類が、みんながいる。瑞希の青春が救いの物語になることを信じています。

 

ホルモン注射のあれこれ ~体調オワ・オワりんこ編~

どうもこんにちは恋心ミルフィーユです。こちらは今日の記事には全く関係ない最高かわいいヨォーヨちゃんと犬!

最近はプロセカにレインコードにパラノマサイトにとゲームのお話多めだったんですけど、このブログって実はただの雑日記なんですよね。ということで今日は久々に体調のお話をしていきたいと思います。なぜこんなことを書こうかと思ったかって?そんな理由特にないよ!クソ記事なんてそんくらいの気持ちでええんやで。

ホルモン注射については前にも書いたよなぁ~って思ったら、もう2年以上前の記事だったね。打ち始めてもう3年?4年だっけ?知らんけどそれくらい経ってるわけでありまして、昔と今とではもう大分違います。もう体内も完全に安定

…なんてしてない!というか最近まーじでヤバい。

なんか副作用がここ半年くらいで一気に強くなったなぁという気がしています。これは理由があるのかは不明なんですけど、次の日に体調を崩すことが多くなっているためとても死活問題。というか今日も絶賛体調ぐえーだったのでもう嫌だねまったく。

 

ホルモン注射がどういう作用をもたらすのかについては上の記事が割としっかり書いていたので省略しますが、最近私に訪れる副作用は頭痛、倦怠感、身体の凝り、息切れ、火照り等の体温バグになるのかなぁ。なんか昔は「副作用?なにそれ?」みたいな感じだったのに、急に来るようになっちゃった。おかげで今ではお注射のたびに割と緊張してしまう。一度それで仕事を休んでしまったことがあるだけになおさら。

ちなみに精神面に関しては変化はないです。多分。こればかりは自己申告で理解るものではないのでもしかしたら外目には変わってるのかもしれないし、こういう記事を書いている時点でもういつもとは違うのかも…?わからん!まあ体調不良で脳がぽわぽわしてる感覚はあるし、それ由来だったりするのかなぁ。

でも実際問題、その程度。ちょっと前にちょっと話題になったときに自殺の原因はホルモン注射による~っていう話を耳にすることが多かったですが、私的にはそれだ!と決めつける要因になるほど大きいものではないという感覚ですね。1%くらいは関係あるかもしれないけど、99%は関係ないので。もし私が自殺するときはホルモン注射のせいにすんなよ!人間は死ぬときは死ぬ。それだけなので。

 

ちなみに私の場合もう色々手術はしているわけであって、「じゃあもうホルモン注射する必要なくない?」と思う人もいると思います。というか言われたことあるし。というか私自身そう思ってたところあるし。

でもホルモンって、男性女性関係なく、生きるために必要なんですよねぇこれが…。骨を作る、若さを保つ、それには必要不可欠であり、手術した私は外から永久に摂り続けなければいけない。なのでこれをやめると緩やかに老衰していきます。そんなに簡単な話じゃなかったね。だからも~どうやって副作用を抑えようか!わからん!

生理みたいなもんと言ってしまえばそれまでなんだけど、だからといってよしわかった!となるわけでもないからね。つらいもんはつらい!一生これ!やってられねぇ!この辛い現実と向き合うためにはどうすればいいのか…その謎を解き明かすべく我々はアマゾンの奥地へと向かった…。

 

そしてアマゾン最奥にあったものは

 

 

 

 

 

 

筋トレじゃあああ~~~~~~!!!!!!!

やはり筋肉はすべてを解決する。あんさんぶるトレーニング、顔のいいアイドル達と一緒に筋トレをすればきっと副作用も良くなるはず。信じてるぜ茨。愛してる。chu💛

…え?茨は俺のことを愛してくれない…?そんな………。そういう君が大好きだよ。これからよろしくお願いします。(プロポーズ)

 

パラノマサイトクリア!ネタバレ無しとネタバレ有りの感想を書こう

パラノマサイト、お疲れさまでした!

ということでクリアしました。完走した感想ですが、とりあえず最高に面白かったです。勧めてくれた人全員に感謝。そして

言い過ぎた!!!!!

先に思ったことを全部言っちゃったので、案外今から語ることが無いんですよね~。あ、この記事、ラストのラスト遊ぶ直前に書きました。そしてクリアした今、上の記事の都合のよさに笑っています。ウケるね。

ということで今回は、ネタバレ無しの感想と、ネタバレ有りの感想の2つを書いていきたいと思います。

まずはネタバレ無しから。

 

交錯する事件

パラノマサイト、もうパッケージや雰囲気からいかにも「怖いです!」という印象をバチバチに出しているんですが、プレイして見ると案外そうでもなかったです。むしろホラー要素自体あまり無かったですね。

このパラノマサイトは複数の視点から物語が進んでいきます。秘術に巻き込まれてしまったやれやれ系主人公興家くんを中心に、友人の自殺の原因を探る女子高生約子ちゃん、誘拐殺人された息子の犯人を探すマダム春恵さん、同僚の不審死を調査する津詰刑事etc…。一見すると関係のない人達のはずが、「蘇りの秘術」を中心に交錯していく。

ひと言で面白さを伝えるのは本当に難しいのですが、別々の事件が交錯していくうちにどんどん繋がっていき、そしてでっかい1本の線になっていく、その姿は完全に長編ミステリーの面白いやつ!!本当に見てて驚かされる!ホラゲ?怖そうだからやめとこ…て人は本当にもったいない!そう心から思える作品でした。

 

好きなキャラについて

正直パラノマサイトの魅力を語ろうとするともう全部ネタバレ!になってしまうので、好きなキャラの話でもしようね。
好きなキャラ、操作キャラではやっぱりマダム春恵さんが大好きです。

マダム、まず境遇がどえらいしんどいんですよね。息子を誘拐され殺害され、しかも未だに犯人が捕まっていない。そんな中で蘇りの秘術に出会ってしまったがため、息子を蘇らせるためなら人を殺しても構わないと決意し参戦する。この覚悟こそ、もうめちゃくちゃ重すぎ!!!マダムの気持ちは大きすぎて私には理解できるなんて言えるものではないけど、その執念が物語に生み出す力がもう好き。

本人のダウナー感も相まって淡々と進んでいくシナリオの空気感がなんとも冷たくて没入しやすいし、だからこそ心の奥がゾワッとする。そして少しずつ暴かれていく事件の真実にはもう…ね。楽しいね。マダム編は春江さんも内容もどっちも良かったです。

 

サブキャラ(?)だと、やっぱりあやめちゃんだなぁ〜。あやめちゃん、本当に良いキャラしてるよね!可愛いお顔で陽気なのに内面はイカれてる。物語上でも常に主人公みんなに嫌なときに絡んできて、不安を残して去っていく。このJOKER的立ち位置のキャラが大好き!

いつも出てくるたびに「え!?なんで!?」ってなるし、出してくる情報にうわー…てなるけど、あやめちゃんがいてこそ盛り上がる展開だらけだからね。もうこの劇薬みたいなキャラ…はぁ…。性癖。王馬小吉で氷川日菜。許されないね。

 

ゲーム性について

そして関係ないかもしれないけどゲーム性について。このゲームは360度見渡しながら捜査していくわけだけど、この動きがまあなんとも怖い!背後を確認するときに毎回スッ…スッ…と少しずつ振り返っていくため、それだけでちょっとドキッとしちゃう。案の定ドキッとする仕掛けも用意してくる。怖いね…。このゲームの一番のホラー要素、ここにあります。

ちなみに私はipadでプレイしたのですが、スマヒョ版はマジでオススメしません!操作性が悪い!充電が溶ける!スクショ撮るときにバーが映る!(ios版)というアレなので、横になってやりたい人はswitch、テレビの前でやりたい人はPS4 or PCがいいんじゃないかなぁ?

 

また、フラグ管理が結構シビアで、最近のゲームにありがちな「次どこに行くか全部教えてくれる」みたいな機能はないです。村人全員に話しかけないとクリアできないみたいな古き良きRPG要素がちょっと強めなため、詰むときは詰むかも…。私はどこまでも親切なゲームが大好きなので、そこは趣味にあんまり合わなかったかな?まあ内容には一切関係ないので、よし!

でもその分ラストはきちんと考えなきゃ先に進めない展開なのは、すごく良かったです!自分の手で黒幕を暴く!是非みなさんも暴いてください。

 

終わり!次はネタバレ有りの感想を書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ有りの感想

ということでネタバレありの感想。

まず私前回の記事でここまでプレイしたうえで推理記事書いたじゃないですか。だから本当になにも知らずにあの記事を書いたんですが、まあびっくりしたね。書いたことまんま求められたから!!!

葉子さんを殺した犯人は誰?どの能力?そして土御門晴曼はどこにいるのか、もう先に全部書いてたからもうハイ!ハイ!ハイ!3問連続正解!真ルート突入!って感じで、一瞬で終わっちゃったね。まあそれも一興。

葉子さん、葉子さんこそアシノ様の末裔だったのね。全体的に最後のまとめは文字だけで軽く済まされちゃったけど、本人もう死んでる以上語ることができないもんねー。え!?これで終わり!?みたいな拍子抜け感は確かにあったけど、謎だったことすべてがつながって予想以上にスッキリ終わったなぁ。

 

個人的に一番よかったのは、裁かれるべき人がちゃんと裁かれたところ。マダムの事件とか解決はしたものの結局は呪殺で終わらせてしまっただけに、モヤモヤはしてたもんね…。だからこうやって呪具がなくてもきちんと捕まったっていうのはうれしい!あんなもの無くていいんだ、そうやって公式側から言ってくれたみたいで。

約子ちゃんもこっくりさんで白石さんと対話できたし、ミヲちゃんもいることだしきっとこのルートでも成仏してくれるはず。約子ちゃんを巻き込まないで。(忘れがちだけど興家死亡ルートでの約子ちゃん、事件収束後裁かれる運命だったから)

みんな幸せみたいなルートだけど並垣くんはまあ、あんたは裁かれるべき側の人だから。

 

そんでもってここなぁ…。根島といい感じに話してはいるものの、裏では何があるんだろうね。なんか仲良しみたいに見えるけどやっぱり顔がいいせいでそう見えるから、本当に根島むかつくなおい!顔がいいせいで得するな!

とはいえ根島、葉子とコンタクトはあったしなにかしらの余罪が出てきてもおかしくないし、今後どうなるかな?捕まれ!あんたは捕まれ!

 

全体の感想としては最初に語った通りです。めちゃくちゃ面白かったです。序盤からずっとあった「モニカ」への回答もきちんと用意されていたし、オカルトをうまく組み込んで全体的に無理のないように話が組み立てられていて、こういうオカルト系は食わず嫌いしていたためにとても新鮮に楽しめました。

なによりキャラクター!ロンパみたいに派手でキャッチーなキャラはいないものの、その分全体的におとなしいからこそ見える狂気がすごく滲み出ていて、そういうところが本当に好きです。だから私は色々と滲み出まくっていたマダムとあやめちゃんが好き!

 

あやめちゃん、狂気ではあるんだけど完全な悪ではないんだよね…。物語の頂上の仕方のせいで結構やべーやつみたいに映ってはいるけど、白石さんの事故のときはついお守りを取っちゃっただけで、葛飾北斎を呼び戻したいっていうのも本人にとっては命よりも大切なこと。そこにマダムや興家くんたちとの優劣は無いよね。

あやめちゃん、根は悪い子じゃないというかむしろ愛をきちんと受け取れないつらいすれ違いの中で育ってしまったからこうなってしまった節もあるし、並垣くんと一緒に罪を償ったあとは、きちんとパッパと向き合えたらいいなぁ。

ということで改めて、本当にありがとうございました!とても楽しかっただけに、似たようなゲームがあったらどんどんやっていきたい所存です。今のところグノーシアはやるつもりでいるので、またそのうちプレイしてそのうち文字にしていきます。楽しみ~!