【ATTENTION】
このブログには『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』と『超探偵事件簿レインコード』『ダンガンロンパ』シリーズのネタバレが含まれます。以下の方はこの先を読まずにブラウザを閉じてください。
・ハンドレッドラインを1周目クリアしてない人
・自分の知らないEDを見ることに抵抗がある人
・『ダンガンロンパ』シリーズ及び『超探偵事件簿レインコード』未プレイの人
・これから興味を持ったらハンドラやるかもしれないしやらないかもしれない人
・ED:007,008のネタバレを踏みたくない人
ここから先どんなネタバレを踏んでしまっても責任は取りません。言ったからね!?ちゃんと警告したからね!?
ということで、既にプレイし、既にクリアした人だけ見てね。下の方にスライド
1周目感想
2周目①
2周目②
2周目③
2周目④
2周目⑤
2周目⑥
前回のあらすじ
目が覚めたかいイヴァー、どうやら君の洗脳も解け、記憶も戻ったみたいだね。
オレの名前は澄野拓海、君たちの言うところの『侵略者』だ。そして君は捕虜として捕まっている。
君のことを他のみんなは殺したがっている。敵の幹部なんていつ暴れるかわからないからね、そりゃ警戒もするさ。でも俺はそうは思わない、俺達とお前たち、どちらもこの戦争に利用されただけの人形でしかないんだ。それを、異種族だから、敵だからと、殺していい理由なんてない。裁く権利は誰にも持ち合わせていないんだ。
だから、協力しよう。共に生きるために。そして、この戦争を終わらせるために。
…え?銀崎?そうか、彼に世話をされた記憶が微かに残っているのか。彼は………戦死…そう、戦死したよ。
70日目:煩悩に従った結末
このルートに行っていいのか本当に悩みました。
銀崎の望みを叶えるべきか止めるべきか。一度は叶えると言ったものの、自分の出した選択に耐えることができずにやり直して辿り着いたこの道。本当にこれでよかったのか、わざわざやり直すという禁忌を選択してよかったのか、ずっとモヤモヤが彷徨い苦しかったです。
でも今ならはっきりと言える。
このルートを選んでよかった。
イヴァーを守ってよかった。
そう、私達には君を裁く権利なんて持ち合わせていないんだ。『人類の敵』だからと命を軽んじていいはずがないんだ。偽善?人類への裏切り?そんなことは知ったことではない。自分の心に従う。そうして自分で見つけ出した答えを信じたいんだ。
殺し合うことがすべてではない。我々は対話することができる。そしてその解決の鍵となるのはイヴァー、君なんだよ。大将軍の妹であり、そして防衛隊側と侵校生側どちらのことも知っている君となら、血を流さずに戦争を終わらせることができるはずなんだ。
「心に従った決断を下したいんだ。」
たっくんの心と、私の心がフルシンクロしました。
100個EDがあるということの意味がやっとわかりました。これまでの数多の選択肢、そのどれもが辛く苦しく時には「これでよかったのか?」と自問自答を繰り返す羽目になる地獄の時間でした。でもだからこそ、だからこそ自分の手で選んだこの結末こそが、とても重く貴重なのかもしれない。
たっくんが私の言いたいことを全部言ってくれる。たっくんも私と同じでこれ以上の争いは望んでいない。だからこそ私達は明日イヴァーを逃がす。この戦争を終わらせるために。
人類側とフトゥールム側、双方で話し合いの土壌を固めて、また再開しよう。人類、そしてフトゥールム人の平和のために。
あれ!?2人で逃避行始めてない!?!?
ねえちょっと待って私には希っていう心に決めた人が
なんか希フラれた当て馬ムーブしてない!?!?
違う違う、私は戦争を止めるためにイヴァーを逃したいだけで、希のことが一番大事で、ちょっと!?そんな遠い目しないで!?
「澄野くんは私の届かない遠い場所に行っちゃった…。あーあ、もしかしてこれが失恋なのかな…。離れた後に気づいちゃうなんて、私…本当に…」
みたいな顔しないで!?
違う違う違う、希、違うって~。イヴァーとはそういうんじゃないって~いやマジでちょ誤解なんスよ~!ねぇ~~~~~~~!!!
衛人~~~!!!!?
〆に入らないで?いや助け出してくれたことには感謝しているよ?でも私イヴァーの味方をするけど別に人類の敵になるわけじゃないからね!?そうやって「人類の醜さにやっと気づいてくれたんだね💙」みたいな顔しないで!?
ほら、衛人も一緒に行こうよ?希もほら?4人でなら絶対に戦争を止めるためのきっかけを見つけられるって。ね~一緒に行こうよ~~~!!!ねえ~~~~~
007イヴァー編:ありがとう
ということで『007 イヴァー編:ありがとう』完走しました。
…え?急すぎるって?逃避行どうしたって?いやだってそこを語ったらちょっと台無しじゃないですか。この2人の結末は、君の目で確かめろ!
EDが100個あるって聞いたときは何事!?って思ったけど、なるほどそういうことだったんだね。規定の道順を外れたら一気に終わらせに来る。感覚としては霧切さんを『補習』したときと同じような感覚ではあったものの、でもただのやっつけEDってわけではなくて、短編ながらもしっかりと100日間の軌跡を描いてくれたのはとても良かったです。
とはいえ、まさかイヴァーと添い遂げることになるとは…。拓カル前提の拓希のことばっか考えていたはずなのに、まさか横から新ヒロインが全てを攫っていってしまうとは。全部が予想外!すごいなハンドレッドライン。
でもそうよなぁ。全員を敵に回してでもイヴァーを助けたのは事実だから。誰も殺したくないただ全員生存の和平を求めたいってだけだったのに、やったこととしては1人が轢かれるはずのトロッコのレバーを倒して全員轢くことにしたトロッコ問題だから。そりゃ救い出した1人と添い遂げるエンドになるのは当然だったのかも?
小高が「決まった結末はなく自分の満足するEDに行けたらそれでOK」みたいなこと言ってた意味がわかりました。確かにこの結末は横道に反れたのかもしれない。希も学園も人類も守れたとは言い切れないかもしれない。世界の謎については解決したとは言えない。でも、それも一つの終わり方としてはグッドエンドなのかもしれないですね。
良い悪いエンディングなんてものはない。このたっくんがそれを望んだのなら私はそれを肯定しましょう!たっくん!私の代わりに全てを請け負ってくれてありがとう。戦争で多くの物を失ったけど、それでもこれから、対話を通して平和を造ることを画面の向こうから願っているよ。
008 イヴァー編:終焉の放浪者
ちなみにEDとしてはもう一つの『008』の方が好きでしたね。どんなバッドエンドだろうと、2人でいればそれだけでいい。こういう終わり方の映画めっちゃ好きだからさ~結構感慨深くなっちゃう。
でもたっくん…やっぱ君の隣には希がいてほしいよ…。この調子で色々な子とのED見てると固定厨の血が暴れていつの日か拒絶反応起こしそうだよ…。拓希本の異血を吸収して生き返る儀式することになっちゃうよ…。
ねぇやっぱりさ、たっくん、希とお付き合いしない?そういう形式を取っておくことって大事だからさ。こういう時に信念を揺るがないようにするためにはさ。
次なる世界線へ
ということで2周目お疲れ様でした。まさかこんな着地になるとは思わなかったですが、それも含めて楽しかったです。
終わったのでいまザーッと世界線画面見てたけど、かなり真っすぐ進んでた感じなのかしら…?もしかしてこのまま銀崎に任せてたら俗にいう『真相編』とやらにたどり着いてしまっていたのでしょうか?気になります。
というのもですね、私『真相編』には行きたくないんですよ。結末をまだ知りたくはありません。もっといろいろなルートをしゃぶりつくしてから、結末を見届けたいんです。本来であればこのままイヴァーぶっ殺ルートに入るのが一番いいのかもしれませんが、それはまだしません。解明したくないから。
ということで次は
『全員ぶっ殺してこの世界の神になる3周目』でお会いしましょう。
3周目①