
【ATTENTION】
このブログには『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』のネタバレが含まれます。以下の方はこの先を読まずにブラウザを閉じてください。
・ハンドレッドラインを100ルート全部クリアしてない人
ここから先どんなネタバレを踏んでしまっても責任は取りません。言ったからね!?ちゃんと警告したからね!?
ということで、既にプレイし、既にクリアした人だけ見てね。下の方にスライド
ハンドラ感想まとめ

祝!100ルートクリア!
わーい!パチパチパチパチ!ということで無事にクリアしました。ハンドレッドラインというタイトルにちなみ、発売から101日!…なんか中途半端になっちゃったけど、100日で終わらなかったけど無事にクリアしました~。
いやぁ、すごいゲームでした。なんか、ボリュームも内容も、1つのゲームと呼んでいいのかわからない代物でめちゃくちゃ楽しませてもらいました。シナリオの感想はブログ内でめちゃくちゃに語らせてもらいましたが、100ルート終わったうえでの各ルートの感想、そして総括を改めて書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
ベストENDアワード

クリア順のEND表~!
さあ始まりました、『恋心ベストENDアワード』の時間でございます。司会は私恋心ミルフィーユが務めさせていただきます。
ということでまず取り出しますはクリア表。わたくし、ハンドラをどの順でクリアし、どのように感じたかはスプレッドシートに全部まとめています。各EDに点数をつけてまとめているのでよければご確認ください。
今回評価していくのはこの3種目
①好き度(1~10)
もう名前の通りですね。単純にこのED、このルートが好きかどうかを1~10の10段階で評価していきます。ちなみに明確な基準なんてものはなく、「あ~!なんか好き!7!」「びみょいな~。よし3!」くらいのノリで決めているのでかなり雑です。
②納得度(1~10)
物語としての完成度はよかったか、理屈がきちんと立っているか、伏線の回収は鮮やかか、それらを元に自分が納得できるEDだったかどうかを評価していきます。もちろんテキトーです。当てになりません。なんなら好き度が高い=そりゃ納得してるというのもあるため、①と②の点数は比例しがちです。
これはバッドエンドの中にもかなり納得するものがあるが評価しにくいという私の意見をもとに名付けられました。
③グッドエン度(1~5)
やはりグッドエンドは評価されるべき!ハピエン厨としてはきちんとたっくんが幸せになってくれたかというのも評価として重要視してあげたいという意味も込めて作りました。5段階評価のため①②に比べると点数が伸びないようにしています。
以上の3項目25点満点、優勝したEDは…

087 デスゲーム編:地獄の果ての新天地
デスゲーム編087でした~!得点も唯一の23点(10/8/5)と、デ編特有の謎を全部回収しない終わり方のせいで納得度で2点落としただけの結果になりました。
いやぁ、これね、大好きです。特に087はクリアしたのも5番目。シリーズ別でいうとイヴァー編の次にクリアしたルートということもありかなり、新鮮に楽しめて思い入れの深い作品になりました。感想は全ルート感想のときに改めて書きますが、このEDがベストでしょ!?!?

ちなみに総合点、2位以降は
001 真相解明編:さよなら防衛学園 22点(9/10/3)
044 ヴェシネス編:死がふたりを分かつまで 22点(10/9/3)
072 血みどろ編:涙の口づけ 21点(9/10/2)
047 青春編:これから、ここから 21点(9/7/5)
043 ヴェシネス編:在りし日の希望 20点(9/9/2)
006 独裁政権編:希望の芽 19点(9/7/3)
となっています。真相編、青春編、血みどろ編ときちんとハンドレッドラインの看板を背負うにふさわしいEDが好きというわかりやすい一面が見える一方、ヴェシネス編がどちらもランクインしているのには自分でもびっくりしましたね。いや、めっちゃ良かったやんあのルート…。
独編は19点ということで足切りしてもよかったのですが、ちょうど087+この6つがハンドレッドラインでも特に好きなEDと言える作品なのでPUさせてもらいました。非常に自分らしさが溢れているいいランキングですね!
しかしハンドレッドラインはグッドエンドだけが良いEDというわけではない。
続いて特別賞『バッドエンド部門』
グッドエン度で1を獲得したにも関わらず私の心を抉り感動させたEDといえば…?

009 蒼月たくさん編:根競べの勝敗!
優勝おめでとう!得点としては18点(9/8/1)とかなり高得点。全てのEDが面白くそして狂っていた蒼月たくさん編、その中でも特に好きなのがこのEDになっていますね。
衛人の精神をぶっ壊すために何度でも何度でも自殺をする!他ルートだと衛人に負けて狂ってしまうたっくんだけれども、このルートでは身体の中の衛人に真っ向から立ち向かっていきます。
この狂い方が、めちゃくちゃ好き。あの衛人を追い詰めていくあのたっくんの狂気、このルートでしか味わえない味がありました。そしてその結果衛人に負けてしまう絶望も含めてGOODでした。

035 ワザワイの箱編:秘めた憶隠
ワ箱でギィに感染した希を最後に指摘でき…ない場合のこのルート。相方が034というSF編にも繋がる超重要ルートの外れ側ではあるものの、内容としてはかなり満足感のあるものでした。得点は17点(9/7/1)です。
ワ箱、たっくんって希とケンカ別れしたのが最後なんですよね…。イヴァーを殺すと宣言したことで希と距離ができ、それが仲直りする前にギィに希はやられた。だからたっくんは仲直りするタイミングを逃してしまった。そんな彼女のことをずっと心に思っていたせいで最後の犯人指摘でも躊躇してしまい…最悪の結末を迎えます。このダメだとわかっていても堕ちてしまう弱さも、たっくんの一面だと思っています。
限界を迎えたたっくんに最後かける追い打ち、希のCVともよちゃん様渾身の「私を殺さないでくれて、ありがとう」。この一言の破壊力に私もやられてしまいました。

088 デスゲーム編:逃避行
またデ編か!と言われそうですが、デ編を擦る妖怪なのでご容赦ください。得点は17点(9/7/1)となっています。
デ編、物語的に大きな分岐はなく087以外はバッドエンドなのですが、そのバッドエンドの質がかなりいいんですよ。もこちゃんを救おうとヌガンクに気を取られている間にチュラタミに学園破壊される、イヴァーの爆破を躊躇すると九十九厄師寺組に囲まれる、主催者を放っておくとカミュンが殺される、かなり理にかなっています。
その中でもこの088はね~、えぐい。川奈ちゃんと逃避行に行った瞬間は「うわまたやったよ!急にハンドル切ってきた!」となったのに、でもこれはこれで川奈ちゃんルートで楽しいかも?と思ったのに、待っていた現実は無情…。このEDに辿り着いたとき怖すぎて声出たから。この初見の驚きも込みでかなり好きなEDとなっています。
ということで以上『恋心ベストENDアワード』でした。ありがとうございました。
さてここからはきちんと各ルートの感想を書いていきます。書く順番としては私がクリアした順となっているため、そういう点も踏まえての感想になると思います。
イヴァー編

あなたの初めてのEDはどちら?私は『007 イヴァー編:ありがとう』!
和平を望み戦争を止めたい。たとえ銀崎が何かを思い出そうとしても真相のために捕虜の命を捧げるなんて間違っている!その思いからこのルートに辿り着きましたが、本当にこのルートが一番最初でよかった。心の底からそう思える良いEDです。
混沌軍側についてヴェシネスと戦う。ルートとしてはかなりあっさりでもっと詳しく読みたかった!というのはありますが、自分の心を表すのにふさわしいEDでした。

まあ急にハンドル右に切って展開がデスドライブしたのは焦ったけど!?
そういうのも含めて楽しかったルートです。当時は焦ったけど今なら笑って楽しめそう。
ちなみにイヴァー編当時の感想はこちらに書いてます。
デスゲーム編

ベストエンドでしょ!?
あ~!好きだ~!貧乏4人のシェアハウス、好きだ~~~!ハンドラのかなり初期にこのルートに出会ってしまったため、その後の人生に多大な影響を及ぼしてしまった非常に罪深いルートです。
1周目のときからずっと面影のことが好きだったので、ここに来ての掘り下げに声出して喜びました。狂人のように見えて実はまとも。殺し屋家業も捨てて医者になりたい。いやぁ…面影のことが好きで良かった…。彼に幸せな空間を与えることができて本当によかった…。全てにありがとうと伝えておきます。
まあデ編、100ルート見た後ならわかるけど相当変なルートだよね!?私はこのルートのことを公式の二次創作と呼んでいます。なんかもう、全てが変…。キャラの扱い方とか、希が家族持っちゃうこととか、たっくんが川奈ちゃんを選ぶとことか、このルートだけの独特な味がします。真相編を超拡大解釈して生み出した怪作であり、他のルートと並列して語れない特殊さ、あると思います。
デ編の初見感想はこちらにまとめています。
まったり編

こちらはフォロワーが最初に到達したEDということで私も突入致しました。
NIGOUを守ることで突入するこのルートですが、最初にSIREIから「このルートは外れだからね」みたいなメタ発言をされるくらいには、まあ…割と苦痛でした。面白くないわけではない。最初に警告された通り「外れルート」だと思って接すればまだ全然楽しめる。でも、長いなぁ…。
たっくんが牢屋に自ら入る展開、まったり編の中じゃ一番好きですね。衛人と同じ目線に立ってまったりするの、本編じゃ見られない光景だから。覚めたら絶望が待っているとわかっていながらも夢から覚めれないこのぼんやりとした悪夢、バッドエンドの体験としては面白かったです。
蒼月たくさん編

衛人を殺したらどんな結末が待っているのか。デスゲーム編でも示唆されていた2度同じ人を吸収することの危険性が見事に現わされている狂気のEDとなっていました。
このルート、怖いって~!そりゃ衛人を殺す?殺さない?で殺すを選択した以上は、他人に殺意を向けた以上はこちらも殺される覚悟で挑むのが筋とはわかっています。なので殺されても仕方はないんです。文句言えません。身体を乗っ取られようと文句は言えません。でも怖いもんは怖い!
全員が衛人に見えることによって起きる狂気、この絶望の視界を常に衛人は背負って生きていたんだなぁと考えると、そりゃ狂うわな。
推理編

ダンガンロンパだ~~~~!!!
ロンパのオタクを刺激するこの展開、はいもちろん大好物です。学級裁判最高~~~!!まあ学級裁判といいつつもいつものクソザコ説得ゲームでなんとか代用されたものの、事件自体は割と面白かったです。
というかイヴァーのトリックわからなかった!悔しい!庭園の特性を生かして檻を浮かせるっていうの言われるまで気づかなかったポンコツです。本当にこの人ロンパV3まで終わらせてたんかな?
推理編でいきなり出てきたシナリオロック、めちゃくちゃ不穏でびっくりしたけどSF編やるまで開かなかったのは納得。こういうロックが随所にあるのかと思ったらSF編だけの特権だったので、それは良いのか悪いのか判断に困るところ…。シナリオロックのおかげでドキドキ感が増したけど、どこもかしこもロックロック!になったらハンドラの「らしさ」が失われちゃうからね。
最後は大団円…?かはわからないけど、推理編の生き残りとSF編の生き残りで&再開できたのはいいことなのかな?SF編の防衛隊、みんなウェイだから話通じるかわからないけど。
コメディ編

マジでよぉ…血みどろ編のシリアスな展開がどうなるのか気になってたら、急にコメディの世界に連れてかれた身にもなってくださいよ…。
いやまぁ、コメディ編は特別嫌いってわけではないですよ。別に面白いとも思ってないけど、他ルートがシリアスばっかだからキャラを遊ばせるって意味では全然試みは良いと思います。単純にギャグセンスが終わっていただけであって、シナリオとして存在する価値はまあ、まあ~~~~~~無いわけではないので。鯖のエンディングとか好きよ?

ただし丸子、テメーはダメだ。
丸子はチンポすぎます。どうせ抜き目的でしか見てないくせによぉ、そんなやつが百合を語んな。可愛い子が2人並んでたら百合とか頭湧いてんのか?あ?テメ
血みどろ編

血みどろ編はなんと豪華2本立て!ギィの女王α1とα2それぞれが暴れた物語になっていましたが、まあこれがものの見事に、ゾンビルートを先にやったおかげで殺人鬼ルートでは声出してビックリしましたから…。
特に何と言っても072の素晴らしさ!このときまで私の中でのヒルコ様は「なんか色々知ってそうだしもしかしたら同じタイムリーパーかもだけど話すタイミングを逃し続けてる謎の人」って感じだったため、そんなヒルコ様の抱えている感情を少しでも知ることができて嬉しかったです。100ルートやってもヒルコ様があそこまでたっくんに愛を向ける意味実際あんまわからなかったけど、話が面白かったのでヨシ!
この頃はたっくんの中に潜むギィがラスボスになると思ってたのに、SF編始まったら秒で解決しちゃったね。072ラストの澄野Gとヒルコ様の1on1好きだったため、その軸の話ももっと見たかったな~
血みどろ編の初見感想はこちら
真相解明編

なんて悲しい物語…。最初にプレイした時は救いのないEDにかなりショックを受けましたが、今ならわかる。美しい物語ではあったと。
全ての記憶も自身の存在を否定されても尚、隣にいる防衛隊の仲間たちのため、そして全ての戦犯であるゴミカス人類共を守るために最後の戦いを仕掛ける彼らの雄姿、見ていてとても辛かったです。でもこの防衛隊の死は、悔しいかもしれないけどきっと救いではあったのかなって…。
自己満足でも、最終的に死んでしまっても、自分自身の信じる道を進むことができた。それは他ルートのただ生き残っただけなEDとの良い対比になっているのではないでしょうか。グッドエンドだけが全てではない。001を背負うにふさわしいEDではあったのかなと思います。悲しいけどね!

リスタート編に関しては、まあ。そういうエンディングもあるよねということで。この時空でハッピーハンドレッドラインSを、作る?
真相解明編の初見感想はこちらに
連続防衛編

きっつ~~~~!!
各所で最悪と言われていた連続防衛編、十二分に楽しもうと縛りを設けてプレイしていました。そのおかげでめちゃくちゃ楽しく、そしてめちゃくちゃ過酷でしんどい思いをしましたね!
縛り内容としては『たっくん+第二組』のみ使用可ルール。まあこれだけだとゆるいので他にも色々つけてプレイしましたが、この縛りのおかげでハンドラの戦闘がめちゃくちゃ上手くなった自覚がありますね。
そのせいでアプデで追加されたEXTREME&DESPAIRでも物足りないんだもん!あれ攻撃力高いだけでかなり楽勝なんだもん!だから小高、DLC作るときは最高難易度戦闘の実装を、頼むよ~~~!!!
独裁政権編

これが本当の真相解明編や!と言いたくなるくらいに大好きなシナリオです。人類のために戦うことをやめフトゥ人との共存を目指すルートは、私の最も望んでいた世界!それにみんなで突き進む姿こそ私の求めていた防衛隊の姿…。
やっぱりカミュン大好きなんですよね。人類とフトゥ人を繋ぐ架け橋たる存在。出てくるだけで嬉しくなってしまいますし、特にデ編移行見ることが出来ず飢えていた希カミュン姉妹も形は違えどまたこうしてみることが出来て最高!
最後に見捨てた天体が攻め込んでくるという人類の愚かさを見せつけられる点も含めて好きなEDです。でもタイトルが独裁政権って…たっくん独裁者になったのかな?それが不安かも。

あとこの写真の身長詐欺面影めっちゃ好き。あんた希より小さいでしょ!164センチでしょ!なんで衛人と肩並べるサイズ感になってるの!15センチ以上盛ってるでしょ!おい!
独裁政権編の初見感想はこちら
さよなら蒼月編

このEDの衛人が100日生き残るのも見てみたかったなぁ…。誰かのために犠牲になるのはこの衛人らしさがあって好きなんだけど、やっぱりどうしてもこの終わり方じゃ悲しいです。
衛人って特に自分の記憶が偽りだと気づいてからは、狂いをやめて真っ当に生命の美しさを尊重するようになったからね。彼自身、本当は誰かを愛したかったし、物事を正面から見れるようになりたかった。でもこのルートでは、そんな想いすらもたっくんに拒絶されてしまう。自身の存在が偽りだと知って、自身のバグが偽りだと知って、それでも尚最後は偽りの記憶に縋り死んでいく。はぁ…。
ちなみに衛人のバグはGOTOH率いる移住反対派の刺客みたいな説もあるらしいですね。ありえるかもしれないけど、フトゥ人を尊重し防衛隊のメンバーを尊重する人のやることじゃないよね!?という気持ちが強いので、なんとも…。
恋しちゃったんだ編

出たな問題のルート…。
ヒルコ様のキスを受け入れた先に待ち受ける展開としてはあまりにも急で、シリアス求めていた人はかなりの地獄を見せられたのではないでしょうか…。一応私はこんなんがあるよというのは聞いてたため致命傷は避けました。
でもキャラの掘り下げという点ではかなり良かったのは確かです!狂死香の過去を聞きたっくんが新たに家族としてピクニックするのすごいよかったし、川奈ちゃんの超ヒロイン力に圧倒されるのも可愛くて好きでした。そしてこのルート最大の立役者は

もこちゃ~~ん!!
もこちゃん本当に可愛い。常に第二のみんなの支柱として2周目以降いつも頼りにしてましたけど、恋編はその魅力が最大限に発揮されてましたね!恋編の裏ヒロインよもこちゃんは。
フラれたみんなを励ます姿も素敵だし、フラれ組で慰め合って結束力が高まるのも楽しかったです。全員ともう一度向き合うエンド068の先の未来、割と気になります。でもカルアいるのにその感じでええんか?たっくん?
青春編

最高~~~!!
思えば拓希がしっかりと恋愛する回ってここだけ?真相解明もそういう空気はあったものの、それ以上に物語がシリアスすぎたから…。恋に防衛に友情に、全部を謳歌するこのルートはまさしく「青春」だったなぁ。
もちろんただワイワイするだけではなく後半はしっかりとシリアスな展開も広げていて。衛人との1周目から続く因縁という大きなテーマも青春しながら同時に描き切ったのはかなり嬉しかったです!エンド047はハッピーエンドだけど相方の048も好きなのじゃ~。

でも身体真っ二つにして蘇生できるならさ、それ狂死香のときにも出来ませんでしたか!?
わたしがあのときどれだけ悩んだと思っているんですか。本当に本当に苦しかったんですよ、狂死香を殺した時。あの指示を出した罪は未だに清算されていませんから…。おのれSIREI…。
ノモケバ編

ノモケバ編も、かなり好き~!
あの場面で第2を見捨てるという割と頭のおかしい選択をしたせいでぼっちになってしまったたっくんと、そんなたっくんに命を救われた怠美。怠美のことはデスゲーム編である程度は知っていたものの、こうやって心の内をしっかりと見せてもらうとまた印象も変わってくるなぁ…。
ちなみにノモケバ編、最初に辿り着いたEDは052でした。ノモケバを宿さず飼っちゃおう💛とか言ってたら一瞬のうちに瞬殺され、ありえん恐怖を植え付けられました…。ノモケバ、他ルートでは出なかったけどギィと戦わせたいな~。
化け物には化け物をぶつけんだよ!
サイワイの箱編

このルートはまあ、言いたいこと(愚痴)は色々あるけどそれは一旦置いておこう!
サイワイの箱編唯一の功績、しっかりと銀崎の抱える悩みに触れしっかりと銀崎のことが描けていたことは嬉しかったですね。
「お前が本当につらいなら逃げてもいいと思う。」
時には逃げることが必要なときもある。立ち向かうこと向き合うことだけが強さでも正義でもない。イヴァーを誰よりも慈しみ、誰よりもフトゥ星フトゥ人と向き合おうとした銀崎の姿はとても優しくカッコよかったです。悩みそして立ち上がったあの姿を描くルートがあってくれて本当に良かった…。
まあでも、探索だらけの何もない他シナリオもなんとかしてくれよ…という気持ちは、ある!それはそれ!これはこれ!銀崎以外はあまり褒めるところがないのが惜しいルートではありました。
ワザワイの箱編

ワザワイの箱編、一番最初に行ったルートが039でした。心の中のイヴァーと向き合い、カミュンの村を守りたいと決めるルート。結局この幽霊に関してはどのように扱えばいいのか明確な答えは出なかったものの、少なくとも039のイヴァーは悪者なんかでは決してありませんでした。
怨霊、そしてギィ。100ルートを攻略するうえで重要な情報も盛りだくさんなとてつもないこのルートを後半まで取っておけたのはかなりよかったのかも!先にやるともちろんその衝撃に殴られる楽しみはあるものの、何も知らないが故の面白さをデ編と血編では味わえましたからね。
希G、好きだな~。君にパラレルワールドへの生き方を教えて増殖させたいよ。過子Gと澄野Gと合流して最強の3人組作ろうよ。世界征服、しちゃえ~!
選択編

ド傑作。
世間ではかなり評判の悪い選択編。でもね、私は大好きなんです。もうなんなら好きすぎて1記事書いたくらいには好きなんです。
全体的にどうしようもない感じが、この選択肢次第でどうにでもなるハンドレッドラインへの皮肉が効いてるのが良いんですよね。もうこの選択編の感想は今軽くでまとめるのは無理なので上のやつ読んでおいてください!
カリスマ澄野編

凄いルートだったなぁ。真相解明編ではシリアスを貫いていた小高、その抑圧されていた分がカリスマ編に全部乗っかってたなぁ…。やっぱり捌け口って必要だったんだ!
全体的にギャグ路線ではありつつも、描いている内容はかなりしっかりしていました。みんなを救いたいという思いから自分自身を贄にしてでも頑張る姿、そしてそれを理解してくれない希とのディスコミュニケーション。あぁ、これだよ。この愚かさこそがたっくんなんだよ…。
信仰の名のもとに侵攻していく姿は狂気そのものであり、この徐々に後戻りできなくなる閉塞感は私の大好物です。選択編に引き続きありがとうございます!助かる命!
ヴェシネス編

良すぎるッ!!!!
もうこのルートをやっているときの魂の震えよ。今まで最後に出てくるヘンテコとしか思ってなかったヴェシネスとしっかりと会話して、心を通わせて、その上でどうしようもなくなる。価値観の共有は出来なくても互いにちょうどいい着地点を見つけ出す。これは人外×人間の良さが全て詰まっていましたね!
ヴェシネスがたっくんを好きになってキャラ崩壊する…なんてことはなく、最後まで"最強"の座を守り貫き通した。強いから強い。自分自身の強さを自覚し、そしてその才能に溺れないように努力もする。痺れるねぇ…。このルートは叛逆を企てるアダムキューと川奈ちゃんの関係も良かったし全部好きかも。
川奈ちゃんを指名した時、面白かったね。「え?私!?」ってリアクションしてくれて。そりゃまあ、驚くよね~。一番不安だもん。そんでもって案の定作戦失敗してるんだもん。まあそれが、川奈ちゃんらしさなのかな。
SF編

う~ん、期待していただけにかなり拍子抜けではありました。
SF編の愚痴は初見感想のときに散々言いましたが、やっぱり物語を重視しすぎて防衛隊メンバーのことがほとんど描かれていなかったのが悲しかったですね。置物14人じゃん、もはや。
最終的にイヴァーも衛人も洗脳で蓋して解決っていうのもまあ美しくないというか…衛人が真相編やノモケバ編で見せてくれた心の内を無下にしてしまっているのももったいないし、私は055はかなり否定的です。
面白いところは面白かったけどね。このルートを評価できるかどうかはヒルコ様がどれくらい好きかに比例しそう!正直私はそんななので、SF編もそんなになっちゃいます。
で、ここからちょっと語りたい。本当に055だけが救いのルートだったのかについてを!
055以外にも救いはあったのか

タイトルの通りです。ヒルコ様とたっくんは無事に055で全員救出することでループを抜け出し幾十年にも続く呪いの輪廻から解き放たれることができました。
ほんまか?
結構疑問が残るんですよね、このエンディングだけだと。ちょっとそこについて語ってもいいですか。
確定していること
ヒルコ様は少なくとも146のTLを歩みそしてループしてきたこと
エンド072、076、100、034、036、086を通過しループしてきたこと
確定していないこと
ループから抜け出すためには全員生還が必須なこと
たっくんとヒルコ様の辿ったルートが同じであること
055を除くエンド1~100まで全て通ったうえで最後に055を迎えたこと

全員生存がループを抜け出す鍵だ!なんて、誰が言った?
それはただの言い伝えであり、その呪いの研究をしていたイノネ博士が勝手に言って他だけです。そしてその本を読んだ衛人からその話を聞いただけです。めっちゃくちゃソースが曖昧であり、情報の信用度も低いです。
まあそこを疑いだすとキリがないので、とりあえず、055でループから抜け出せたということは否定しないようにしましょう。その後のことは描かれていないけど、無理にバッドエンドにするのは野暮ですからね。
私が言いたいことはただ一つ。
本当に055"しか"呪いを解くルートは存在しなかったのか?

確定していること、ヒルコ様とたっくんがタイムルーパーなのは確定でいいでしょう。『別軸を覗くことができる能力』の可能性もありますが、そういうもしもは証拠がない上にもしそうだとしても特に変わらないので考えません。
そしてヒルコ様は最低146回のやり直しをしています。記憶にないルートもあるかもしれないのでもしかしたらもっと多いかもしれませんが、これはたっくんがこのゲームで経験できる100ルートよりも数が多いです。
またたっくんはエンド072、076、100、034、036、086を通過しループしてきました。ですが逆に言うと、それ以外のルートは通過しているのかどうかは不明ということになります。

ヒルコ様はたっくんが知りえないルートを最低46個通過しています。
ですがそれは逆に言えばたっくんが経験する100ルートの中にSFヒルコ様が知らないルートもあるかもしれないということです。青春編のことを知ってはいるが、それは047の大団円ルートとは限らない。恋編は通過していないかもしれない。そしてデスゲーム編に関しては顕著で、086のバッドエンドしか覚えていない。
特に真相解明編なんていい意味でも悪い意味でも心に残るルート。ヒルコ様がここを通過しているのなら「天体に行けば解決」なんて簡単な結末に笑顔で迎えるはずないんですからね…。迎撃システムに関してはどこか知らない別のルートで知ったのかもしれませんが、自身の出自については知りえませんでした。
たっくんが思い出した世界、それはどれも辛く悲しく「やり直したい」と望む100日ばかり。血みどろ編の2人だけのEDや、ワ箱の希を救えなかった絶望。推理編も大団円のようにみえるものの、悔いはたくさんありましたからね…。

幸せなルートは、たっくんがループを望まないからループしなかった。デ編087も、青春編047も、独編005や恋編068やヴェ編047も、鯖も、たっくんが満足いくルートならループしないのでしょう。故にSF編で思い出すことはできない、なぜならSFたっくんは体験していないから。087のたっくんはループから抜け出したのだから。
…そう思わせてください。
ハンドレッドライン、もし055にしか救いがないのならば、他のEDはただの踏み台になってしまいます。他の99エンドを強制バッドエンドにしてしまいます。それは違う。それは違うよ…。
たっくんは戻らない。無事に天体で貧乏シェアハウスをするし、青春の香りがする中で希と甘酸っぱい恋模様を繰り広げるし、時には希を失った悲しみを背負いながら為政者としてフトゥ星を収める。川奈ちゃん狂死香くららさん3人と恋することもあるし、イヴァーと添い遂げる世界もある。ヴェシネスと共に死んでもいい。
その未来を、奪わないでください。
100ルート全てが正史であり、全てがたっくんの人生である。もちろん他の15人も、ルート毎にそれぞれ命があり、人生がある。055のことは否定しませんが、055だけが全てではないとは言いたいです。
総評

ソシャゲをしている感覚でした。
ハンドレッドラインをプレイしていて感じていたこと、それは『ソシャゲ』です。メインシナリオ(001)はとてつもなく重厚でボリューミーでした。でもイベスト(他ルート)ではなんでもありな展開の数々、ライターの個性が爆発した展開、ちょいちょいブレるキャラクター像…。
あ、これソシャゲっぽさある!リリースから数年経ったソシャゲのシナリオを一気に追ってる時の感じ!まさかフルプライスのゲームでこれを味わうとは思いもしませんでした。良い部分はとことん良いけど悪い部分はとことん悪いというピーキーさも含めて、ソシャゲみが強いですね。
なんかこうやって言うと悪口みたいに聞こえるかもしれませんが、全然そんなことはないです。あくまで体験の話なので。次は良いとこと悪いとこを語ります。
良かった点

まずは何と言っても分岐の多さ!ボリューム!
この手のADVって一本道であることが多いじゃないですか。私の好きなゲームで言うとダンガンロンパはもちろんだけどレイトン教授やレイジングループにパラノマサイト。RPGだけどペルソナシリーズも(EDは複数あれど)一本道ゲーではありますね。
その「もしも」が全部描かれているのはすごい。途中で合流することなく、一度の選択で世界が別方向へ進みだす。もちろん変な方向にデスドライブするルートはたくさんあったものの、バッドエンドにも説得力をしっかりと持たせる描き方をしてくれたのは新鮮で楽しかったです。
シナリオに関しても、めちゃくちゃ楽しんでいたことはこの記事から伝わるのではないでしょうか。数多の形、数多の世界、どれも楽しかったです。こんなボリューミーで元取れるんですか!?大丈夫か小高!?

この100ルートのおかげで、キャラクターを多角的に描けていたことも良かったです。
普段なら変な奴で終わっちゃうような性格をしている面影も、実はまともで良識的な部分は持ち合わせているし、怠美も実は嫌われるためにあえてああいう行動をしていたというのは100ルートあるからこそしっかりと描けたものではないでしょうか。他のキャラもクセが強いのに全員真っ当に可愛く、ものすごい愛着が湧きました。
…とはいえ、もう今後、こんなにも大変なゲームはやりたくないという本音もあります。楽しかった分、大変でした!制作側も相当な苦労があったのではないかというのはプレイしてれば伝わってしまいます。狂気に満ちた最高の作品でした。

戦闘もめちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうメディアビジョン…。
ゲームバランスに関しては川奈ちゃんが強すぎるというのはあるものの、全体的にキャラの個性に合わせた技や戦術が色鮮やかで楽しく、最後まで飽きることはなかったです。スキップできるのにやりたくてやっちゃうこともあったし、結構しっかりとハマってるかも?
私は推しということもあり面影ばかり育て使っていましたが、かなりピーキーな性能をしている面影でも全てを蹂躙して全てを終わらせることができたし、そのくらいの難易度で爽快感があったのはよかったです。やっぱりうまいなぁメディアビジョンは!ゲームを作るのが!カスみたいな説得ゲームも代わりに作ってくれ!
悪い点

放り投げられっぱなしの謎が多すぎます。
希の急な発光や、白衣のおばさん、過子Gとの決着も有耶無耶になっていたし「で結局何?」っていうことが多すぎます。他ルートで回収するつもりでネタを仕込んだものの拾う場所がなかったのかな…?
サ箱の無駄ルートや選択編の水増しED、その他安易なバッドエンドの数々を削ったフィフティーラインくらいがちょうどよかったな?100EDはやりすぎです。削った場所に今まで回収しきれていなかったネタを詰め込んで100EDにしてくれたらドチャクソに神ゲーで手放しに拍手できたのかもしれませんね。

デに関してはもういいです。
もういいよ、楽しかったから。あなたは公式の二次創作なので辻褄とか謎とかもういいです。全部放り投げだしとけ!
おわりに

ハンドラ、全体的に100万点のところと0点のところが混在しすぎていて評価が難しいというのが私の感想です。めちゃくちゃ楽しかったのは事実だけど、他人に勧めやすいかと言われたら、苦行ではあるので難しいのかも…?
でもこの3ヶ月、めちゃくちゃ楽しかったです。クリアまで大分時間はかかってしまいましたが、1つ1つのEDを楽しみながら100EDきちんと踏破できた達成感は大きい!ちなみに一番好きなスチル大賞はたっくんの抱えている悩みの全てを受け止めることはできないけどそれでも精一杯向き合おうとする希です。やっぱり真相編を踏まえた上での拓希と拓カルは栄養価が高い…。
これ知りたいな~。みんなが最初に踏んだEDと、好きなEDと、好きなスチル。この3つにその人の心が全て現れそうな気がする!もしよければ教えてください。
ということで、感想はこれにてお終い。全40記事くらいというアホみたいな量になってしまいしたが、書いていて楽しかったです!そんなクソ長感想全部に付き合ってくれた人も、この総括だけ読んだ人も、どちらもありがとうございました。お礼を言わせてください。
そして改めて。小高、スタッフの方々、あなた方の狂った情熱のおかげで楽しい3ヶ月を過ごすことができました。本当に
ありがとうございました!!