美少年探偵団、めっちゃ面白かった~!
なんだかんだ春アニメ、深夜アニメはゾンビランドサガと美少年探偵団しか見てませんでしたね!でもゾンサガはもちろん、美少年探偵団もめちゃくちゃ面白かったなぁ…。最高でした!
シャフト×西尾維新、本当に最強のタッグだよね。シャフト特有の演出と西尾維新の言葉遊びが巧みに交わって、それが映像にも空気にも現れて、本当に好きだなぁ。物語シリーズでも散々見せてもらえたものがこの作品でも見れたのはとってもよかったです!
フィクションだからこそ許される摩訶不思議なキャラクターや世界観、普通に考えたら「痛い」で終わっちゃうような荒唐無稽なお話なのに、その摩訶不思議さ自体を作品の魅力に置き変えちゃうのこそ西尾維新の魅力だよね。そしてその西尾維新ワールドをきちんと表現できる…のかはわからないけど、更に摩訶不思議な演出を上から塗ることで濃いシナリオに負けない絵を作り出せるのこそシャフト!本当にシャフト大好きだなぁ、絶望先生の頃からお世話になっています。
最初は唐突に出てきた美少年探偵団とかいう濃いグループ、そして眉美の視力にとなんだか置いてけぼりにされていたんですけど、気づけば作品の虜に。2~3話で話も1区切りされるからそのたびに新鮮な気持ちで楽しめて良かったなぁ。
ちなみに私の推しはすーぐ女装するCV村瀬こと「美学」の学くんです。美学ってなんぞって感じで眉美と同じリアクションを私もしてたんですけど、やっぱり人生において「美学」って十酔うんだなぁと改めて思わされましたね!正しいか正しくないかよりも、美しいかどうか。その姿勢、それこそ「美学」は、結構私の心に刺さりましたね。大好きすぎる!
いつもの感じだと長広に流れそうにみえて満に行くと思ってたのにね、なんでだろうね。なんで学になったんや…。私も謎です。
美少年探偵団、最初は眉美ちゃんの乙女ゲーだと思ってたんですよね。男装した眉美が美少年探偵団の一員としてみんなにちやほやされて守られて、そして視力で全部を解決する。そういう物語だと。というか、今日の最終回までそう思っていました。
でも、そんなことはなかったね!眉美ちゃんは、いや、眉美くんはれっきとした美少年であり、美少年探偵団の一員である!守られるだけの存在ではない。自らの手で足で眼で前を向くその姿勢は感動したなぁ。OPの入りもカッコいいし12話本当に最高でした。サイレントマジョリティを動かす学の演説、そして眉美の努力、全てが報われてよかったです。
どうやら2期も確約されてるっぽいし、次も楽しみやなぁ!いつかはわからないけどずっと待ってるね。