
【ATTENTION】
このブログには『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』と『超探偵事件簿レインコード』『ダンガンロンパ』シリーズのネタバレが含まれます。以下の方はこの先を読まずにブラウザを閉じてください。
・ハンドレッドラインを1周目クリアしてない人
・自分の知らないEDを見ることに抵抗がある人
・『ダンガンロンパ』シリーズ及び『超探偵事件簿レインコード』未プレイの人
・これから興味を持ったらハンドラやるかもしれないしやらないかもしれない人
ここから先どんなネタバレを踏んでしまっても責任は取りません。言ったからね!?ちゃんと警告したからね!?
ということで、既にプレイし、既にクリアした人だけ見てね。下の方にスライド
1周目感想
煩悩のままに進める2周目感想
コロシアイ学園生活を乗り切る3周目感想
4周目①
4周目②
4周目③
4周目④
4周目⑤
前回のあらすじ

みんな死ぬしかないじゃない!
もう全員死んだ!終わりだ!このルートもダメだった!殺人鬼によって大多数のメンバーが殺されていくこのルート、果たして未来はあるのでしょうか…。
何してるんだたっくんは!?なぜ殺したんだ!?衛人か?衛人の血の影響か!?
89日目:犯人はおかゆ

やっぱりおかゆだった!!
黒幕、もとい防護服の中身は別ルートと同じくおかゆでした。残念ながら私の提唱した「シュレディンガーの黒幕」説は立証されず、無罪を証明することはかないませんでした。そんな…。

あっ黒幕ってわけではなかった!ただの変態だった!
おかゆの目的、それはただ単にみんなの絶望顔が見たかったからでした。抑えられない殺害衝動を止めるために疑似殺害でその欲を満たしておく。そのためには黒幕っぽく立ち回るのが一番都合がいいからそうしていたという、まあなんとも人狼でいう狂人みたいなポジションになっちゃって。
え~?ちょっと待ってよ、私デスゲーム編を通しておかゆとめちゃくちゃ仲良くなったつもりでいたんですけど、もうマブになったと思っていたんですけど、随分とまた知らない顔をしていますね…。

デスゲ編のときは「くららちゃんが殺されて猶予が無くなった。犯人絶対に殺すために蒼月衛人を蘇らせる」と悪を持って悪を制すダークヒーローのような立ち回りをしていたのに。今回は性欲が昂りすぎて、同じ第二のもこちゃんが殺されても何も感じなかったの?くららさんが死んだとき本当に何も感じなかったの?
なんだろう、おかゆの中には正義の心と変態の心の2軸が存在していて、そのどっちが勝っているかによって行動指針が変わるのかしら?それともあの残虐な殺害はおかゆにとっては愛のある殺害判定だったのかしら?デスゲ編は見ての通り「趣味の悪い殺し」だったから反対してたけど、殺人鬼は容認?
う~ん、そういう一面もあると受け入れるにはまだちょっと時間が必要ですね私は。
(※追記:コメントにて天才の方がおかゆの心情についての疑問に答えてくれました。ありがとう、天才。)

ただ解答編に関してはかなり面白かった!というかしてやられた!
おかゆの行動原理が殺害衝動によるものだったというのは、これまでの証拠からも全然考えついたラインなんですよね。今89日目で語ってること、ちゃんと論理的に思考を組み立てればたどり着けたはずなのに!
おかゆは殺人衝動がある(28日目)→絶望顔が大好き(38日目)→別ルートでは防護服に入っているのが確認できた(43日目)→殺そうとするも最後のとどめはささなかった(64日目)→そしてその防護服に入っている期間は犯人の殺害道具が違った…。全部既知の情報でしかない。
私の中ではおかゆ犯人にしないで!という私情が、これらを繋げるのを拒否していたのかもしれません。悲しい、好きな人のことを知ろうとしなかったなんて。30個ED見てもまだまだ知らないことだらけのハンドレッドライン、楽しすぎますね!

そしておかゆも死んだーーー!!

気づけば生き残りは希、ヒルコ様、川奈ちゃん。
希=カルア説も出てるメインヒロイン希、デスゲーム編で結末を見届けた川奈ちゃん、そして未だ何を隠しているか不明だが明らかに感情がデカいヒルコ様、奇しくもヒロイン3銃士が残ってしまいました。
ちなみに私はたっくん関係なしなら狂死香が一番好きです。狂死香×俺のカプがいいです。俺が告白して狂死香に「すまない、拙者には聖十文字刀という恋人がいるためその心には応えられない…」と深々と頭を下げられこちらこそ申し訳なくなるけど、でもそういうところが好き…って気持ちになって二度と会わない関係に戻りたい。その思い出自体は苦くて辛いものではあるけど、卒業後に高校生活のことを思い出す度に狂死香に恋をしていたあの瞬間がリフレインし叶わなかったけど幸せな時間だったなとちょっと泣きながらも笑えるようになりたい。狂死香はもう覚えていないだろうけど、それでも私は永遠に忘れることはない。好きだよ、狂死香。
98日目:ヒルコ様の想い

ずっと何かを隠していたヒルコ様、まさかというか、案の定というか、同じタイムリーパーでした。
学校に残っていると危険があるからすぐに立ち去るように黒板に警告を書く、次に部隊長が攻めてくる日も事前に知っていたから警告できる、そしておそらく侵校生が人間であることも全部知ってるから、情が湧く前に徹底的に殺すように命じてくる。ヒルコ様なりの、場をよくするための方法だったのかしら。
でもヒルコ様、不器用すぎるよ…。その重すぎる責任感と優しさは4周目だけでなく他の周でも見てきたけれども、自分でもどうしたらいいのかはずっとわかんないんだろうね…。だから自己犠牲を優先してしまって、いつも手遅れになってしまう。気丈に振舞ってるけど心の奥底では今にも壊れそうな心を必死に抑えているのかしら。

私はヒルコ様の抱えてきたものがわからない。確かに同じタイムリープの能力者ではあるものの、だからといって分かった気になってはいけない。
これって、たっくんが希に抱えてる感情と同じなんだよね…。希からしたらどうしてたっくんがこんなにも希のことを気にかけているのかなんてわからない。でもたっくんからしたら、それは1周目での死の結末を見てしまったから。そしてカルアと同じ顔をしているから。希を救うために過去に戻ってきたけれども、そんなこと今の希は知る由もない。
だからヒルコ様も、私の見えないところでどれほどの苦痛を感じ、そして”別時空のたっくん"がどれほどヒルコ様の支えになったのかなんてわからない。わからないし、わかろうとしてはいけないのかもしれない。ヒルコ様の痛みは、ヒルコ様のものなのだから。

過去にたっくんとヒルコ様の間に何があったのかなんてわからない。でも、そんな人がループ先で殺人犯になっていたら、どうするべきかなんて私にもわからない。
だってたっくんも、いざ希がゾンビになったら殺すべきか悩んでたから。そういうもの。自我が無いとわかっていてもいざ「生きる目標」を殺すとなると億劫になってしまう。今回のたっくんは自我が残っているから、ヒルコ様にとっては猶更どうすればいいかわからないよね。

川奈ちゃんも殺した。残りは2名。
100日目:そして行き着く先に

たっくんはもうダメだ!制御が効かない!!!

コロしてやる!!

ぶ、分岐点!?

ちょっと待って小高ッ!?
え、マジで?マジで?それはダメでしょう。本当に?本当に私の手で殺せと?
どちらか殺すか選べと?いやそんなの、そんなの絶対にダメでしょ。いや私は帰ります。もうこんなことしたくありません3人で生き残ります。同じ悲しみを背負ったヒルコ様と生きる希望である希のどちらかを選べなどそんなの
そんなの…

違うんです、違う、違うんです…。これは…。

殺人犯がたっくんであることは何度も匂わせがあったけれども、やっぱりそうでした。
ちなみに私が前回の記事で語ったでっちあげ犯人説は30パーセントも当たってない葉隠以下のアレになってしまっていたものの、やっぱりこの章、話の組み立て方がめっちゃくちゃ上手いんだよなぁ…。
たっくん犯人説を語るにおいてじゃあ防護服の黒幕って?矛盾してるよねという疑問が出てもおかゆが性欲処理のために使っていたと説明でき、じゃあおかゆが防具を手に入れる前は?という疑問が出てもたっくんが管理してたからという答えになる。
そしてじゃあ15日目にヒルコ様が襲われていたときは?という疑問には、そもそも最初に防具を持ってきた15人以外の誰かがいるという『デスゲーム編』で明らかになった、明らかになったけど明らかにはなっていない事象が答えとして用意されている。解決しつつも全部は解決させないこのシナリオ力、結構脱帽です。やられました。

そしてたっくんを黒幕に仕立て上げた正体、それは、ギィ…。
・・・え?

え!?!?!?!?
ギィが!?あのときのギィが犯人!?!?4周目④でバッドエンドとして迎えたあのEDのギィが犯人…?
いや、え?それありなの…?うわ~、やられた…。これは一本取られました。何本とられとんねん。
ギィが犯人説、それはもちろん私も考えてはいました。死体に感染するα2(だったよね?)*1が暴れまわったゾンビ回があった以上、α1が次は何か暴ているのではないかと。おかゆが防護服の中に入って黒幕やっていたのもα1の影響ではないのか、希がやけに武闘派なのもα1の影響なのではないかと考えはしていました。

でもたっくんに感染って矛盾するんですよ。ギィが持ち込まれたのはデルミンと丸子が基地に捕まえに行った42日目以降なのに、事件はもう25日には行われていたから。だから他で活躍することはあってもたっくんに感染することはあり得ないと思っていたのに、まさか、まさか他のループの影響を受けるだなんて…。
ちょっとこれ、もしかして私が事前にED076を踏んだからこのEDになったとかある…?いやありそうなんよね、このGルートを一度でも踏んだら一生取りつかれるみたいな事象、全然不可能じゃないからさ。…え?本当?

ヒルコ様、たっくんの症状も、そしてもう助けることができないことも全部わかっていながらも、それでも見捨てることができなかった。だってヒルコ様は、優しい人だから。
矛盾だらけなんだよね、ヒルコ様。1を捨てて10を救うことが出来ない。今もそうだし、3周目『デスゲーム編』でもデルミンの手を放すことが出来ずに殺されてしまった。1周目だって皆を信じ警戒の糸を解いた瞬間に殺された。
私もそうだもん。情に流されない人なんていない。
2周目ではイヴァーが殺されることに耐えられず、時を戻してでも救いに行った。それが偽善であったとしても、世界の真実をしるうえで間違っていたとしても、その手を離すことが出来なかったから。イヴァーを生かす決断をした結果銀崎が殺され、そして仲間からの信用が消え学園を追い出されたとしてもその選択をした後悔はなかったから。
ヒルコ様、あなたの気持ちはまだわからない。抱えているものを共有はできたけど、それでも半分を背負ったなんて言えない。まだたっくんに言えないこと言ってないことがたくさんあるかもしれない。だから、他の周で語り合おう。あなたのことがもっと知りたいよ…。
072 血みどろ編:涙の口づけ

ということで、『072 血みどろ編:涙の口づけ』を完走しました…。
最後は一緒にこの地で終焉を迎える。誰も救うことが出来なかったけれども、それでもかなり心に残るEDでした…。いやぁ、めちゃくちゃ良かった。
なんて言うんでしょう、イヴァー編は途中から急にハンドルを右に切ってアクセル全開で崖からぶっ飛んで行った感覚で、デスゲーム編は最初から最後まで道なき道を爆走していましたが、今回はその2つとは全然違う、時が止まったかのような感覚がありました。
ヒルコ様の想い、そして納得度の高い事件。全員死んでしまっても尚、この余韻に浸って次の周に行きたくないと思える感覚はハンドレッドラインでも初めての感覚でした。…すごいな、凄い。
このルート、いきなりコメディに行ったりいきなりゾンビに襲われたりと結構散々というか、もっと言ってしまえば2周目3周目に対して全然ピンとこないという印象がありましたが、完成度はかなり高いです。感覚でいえばひぐらしのなく頃にを楽しんでいる感覚です。あの解答編の、背筋が凍る感じ…。
ヒルコ様のことはまだわからない。でも、だからこそわかりたい。あなたの抱えている苦しみ、想い、それを共有させてほしい。背負わせてほしい。
今のヒルコ様に対する印象、『くちづけDiamond』です。ED名「涙の口づけ」に引っ張られてない…といえば嘘になりますが、あの十神っぽいと散々言われたヒルコ様にこの曲をプレゼントすることになるとは最初は思いもしませんでした。(選曲が古のオタクでゴメン)
真相編がどのような内容なのかはわからない。でももう、あなたを置いていくことはできないよ…。「デスゲーム編最高!もう一生これでいい!」と言ってたのに、あなたの死んだ世界を生きることなんてもう出来ないよ。

目指せ全員生存。もう確実に真相には辿り着かないであろう衛人殺すルートは堪能したため、次からいよいよ真相編に向けて動き出します。
あの時選べなかったイヴァー殺すルートの先に何があるのか、そしてその先に待ち受けている(のかわからない)真相編で何が語られるのか、確かめに行きます。
次は【真相に辿り着く5周目】で会いましょう。
真相に辿り着く5周目①
ハンドラ感想まとめ
*1:逆だったらごめん