『東京卍リベンジャーズ』観てきました！映画！
東リベ、なんかめっちゃ流行ってるよね。というか世情に疎すぎるため流行ってることすら最近知りました…。だって私のTLじゃ全然名前見ないんだもん。もうミリしらもミリしら！なんかタイムリープするってことだけは知ってた！
でも観てみるとめっちゃ面白かった！ヤンキー作品ってだけで食わず嫌いしちゃう自分がいるんだけど、やっぱりすごいなぁ。流行ってる作品なだけあるよね。怒涛の展開、魅力的なキャラクター、そして演者の迫真の演技と映画としての質、どれも良かったです。
てか、ヤンキー怖～～～～！
もうこれは実写だからこその強さかもね。PG12なだけあって血や暴力描写に容赦がなくて、もうその迫力だけでこっちもビビっちゃうよね。実写だからこそのリアル感だしこれこそ実写でやる意味よ。奴隷として扱われることの恐怖、タコ殴りにするヤンキーのイった眼、本当に怖すぎ！
なんだろう、質感がすごいから私も過去を思い出しちゃうんだよね。私は別にイジメられたりあんなヤンキーが身近にいたわけじゃないんだけど、もしかしたらこういう感じで奴隷としてイジメられることもあったんじゃないかなって…。ヤンキーっぽいカースト上位から軽くいじられることはあったわけだし、それが肥大化したらこうなるのかなって。イキリにイキリ倒して、周りは全員自分の下。苦手やわぁ…。
エンタメとしてのヤンキーの枠を飛び出してきたからこその理不尽さ、恐怖がありました。フィクションだよね？フィクションなの？ヤンキー作品といえばハイローが好きなんだけど、あっちは簡単に言うとテニプリだからね。派手でスタイリッシュでクール。抗争など規模はハイローの方が大きいはずなのに東リベの方が怖いのは、東リベは錦織圭だから！錦織圭は零式ドロップも天衣無縫の極みも出来ないのに、テニプリと比較して弱いなんてことは一切思わないもんね。そういう作品でした。
とはいえ、もちろんエンタメとしてのヤンキーはいるけどね。弱気を助け強きを挫く。まさにマイキーとかそういう正義のヤンキー！
吉沢亮、本当にすごいなぁ。年齢的なものもあってさすがに高校生役じゃ顔も超老けてるし身長も170あるはずなのに、チビショタ最強イカレキャラを見せることができるんだもん！なんか実写に合わせて無理やりキャラを作ってる感じも一切しないし、言葉にできない凄さがありました。上手すぎるよ…。
はい！そして一番ヤバいのは、ドラケンこと龍宮寺堅！本当にすごい。顔良すぎない？ガタイ良すぎて存在感がすごすぎるし、竜のタトゥーがこんなにも似合う人3次元でいる？
ドラケン、好きにならないわけがないっしょ…。獄寺隼人、アスモデウス・アリス、遠野誠一郎。私の推しはいつも永遠に主君に忠誠を示す右腕タイプなんですよねわかりやすい。この3人のように極端ではないけど、マイキーと互いに背中を預けあえる関係性もう絶対に好きだもん。礼儀を持って頭も下げるしマイキーに人間性を指導するの好きぴ。未来(現在)のマイキーの首に竜のタトゥーあるのマジでエッチすぎでしょ。
山田裕貴といえばハイローの村山だけど、やっぱりすごいよなぁ。イカれ具合が半端ない！マイキーもだけど、こんなキャラがいても作品が怖いヤンキーの喧嘩で回せるのは確実にこの2人のおかげだよね。北村匠海くんもだけどこの作品は本当に演者の魅力で面白さが100倍になってるっていうのが伝わってきます。
タイムリープものっていうのは知ってたけど、結構頻繁に過去と現在を行き来するんだね。そこはびっくり！過去との行き来ってバタフライエフェクトでやばって感じなんだけど東リベではそこらへんの影響は軽めだよね。
物語としてはカノジョを救うためにマイキーを救うためにドラケンを救うためにヤンキーをボコるっていう、文字で表すとドラクエのおつかいかなって感じなんだけど、上手く話をまとめあげられてたなぁ。英勉監督といえば『ぐらんぶる』で最近見たんだけど、正直内容がアレだったから…。原作未読なのに「これ原作はきっと面白いはずだよね」って感想持っちゃったもん。だから純粋に面白かったのは嬉しかったなぁ。
今この記事もアニメ見ながら書いてるんだけど、本当に映画用にこんなにうまくまとめれる！？って感じちゃう！設定が高校生なのはキャスト的にも内容的にもそっちの方がリアリティあるし、むしろアニメよりも実写の方が好きかも。そう思っちゃうくらいに映画用に上手くリサイズしてたなぁ。キャラの動かし方がしっかりしてるからこその内容だったのかもね。
続編は作れるのかな。そう思えるくらいに内容良かっただけに、きちんと売れてほしい！キサキのこともまだよくわかってないしいくらでもこれから膨らませられそうだよね。とりあえず今はアニメ追いつこう！
