恋心ミルフィーユ

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ツイッターじゃ吐ききれない妄言をまとめていくよ

え!?親に何も言ってないってマ!?

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はい。ということで親にカミングアウトしました。自分の性についてなど諸々を。…というかまだ親に言ってなかったってマ!?

そうなんですよ。言ってなかったんですよね。インターネットで大々的に語ってるのに、親には言えてませんでした。なんかやっぱりあるよねー、近いからこそ伝えられないことって。言おう言おう…とは正直全然思っていなかったんですけど、自分の中で踏ん切りがついたというか、何も言わずにこのまま移行してはいけないかな?と思ったので伝えることにしました。

 

伝えられなかった1番の原因は、怖いからです。やっぱり伝えることの難しさってあるし、なにより親に否定されたら立ち直れないですね多分…。否定するような人ではないとはもちろんわかってはいるんだけど、どうしても最悪の事態を想像してしまうよね。ジェンダー観は年齢に結構依存するなぁと思うことが割と多いので、やっぱりどうしても「いや違うんじゃない?」と言われることもあり得るから…。

拒絶よりも否定の方が怖かったです。「気持ち悪い」と拒絶されたらそれはそれで傷つくけど、まあ立ち直れると思う。でも「違うんじゃない?」と言われると、どうしても自分に自信が持てなくなるというか、やっぱり違うのかな…と無理に感情に蓋をしてしまいそうだったから。特に今まで育ててくれた親からの否定はね、結構響くと思います。

今言えたのは、完全に吹っ切れたから!やっと自分らしさというものを考え始めたというか、自分はXジェンダーなんだとハッキリ言えるようになったからです。今の精神状態なら親に拒絶されようが否定されようが、もうブレない自信がありましたから。最悪勘当されるビジョンまで想像してましたからね!「まあそうなっても今の稼ぎなら生きていけるだろうし大丈夫やろ!」と思えたことも心の強さに繋がりましたね。やっぱこの世は金!金のおかげで一歩進めました。

ちなみにこのタイミングで言ったのは名前を変えたかったからです。親に言わないまま移行してもまあいいかなって割と思ってたんですけど、名前だけはそうはいかないからね。やっぱり書類上で必要になることは多々あるので、これだけはなあなあで済ませれませんから。

それに自分の名前が嫌いすぎて絶対に使わないとはいえ、一応は貰い物ですから。自分で自分の名前をつけるよりも、改めて親に名付けてもらいたかったです。というかなんか自分でつけるとしっくりこなさそうだからだれかに委ねたい!ってなってましたから…。

なのでカミングアウトの導入が「相談があるんだけど、名前かえようと思うんだよね。」でした。あまりにも唐突すぎる導入!そりゃ「…は?」って感じでポカンとされるよね。そこから色々と話しつつ、ブログで伝えてるようなことを伝えました。まあ自分自身吹っ切れたこともあって、伝えるときに重くならずに済んだのは倖いかな。ブログで書いてるおかげもあってか言語化には苦労しませんでした。

 

反応としては、結構面食らった感じだけど、それでもきちんと受け入れてもらえたのでよかったですね…。なんだかんだ私も自殺未遂したり、親も親で一家心中しかけたりしてるくらいなので、「生きていればそれでいい」という結論になりました。今更性別云々でとやかく言う家庭じゃない!

それにこれは予想外だったんですが、「なんとなくそうなんじゃないかなぁ…」と昔から思われてたっぽいです。Xだと自覚した18才〜ならともかく、それより前は私自身(色々と悩んでいたし嫌悪はあったとはいえ)あんまり違和を感じてなかったかからなぁ。なんだかんだ親には見えていたんだね。女の子ではないけど男の子っぽくもなかったと言われたし、やっぱとことんXなんだなぁ…。

肝心の名前に関しては「いきなりは無理」とのこと。そりゃそうか。せめて候補をあげてほしいと言われたけど、それはそれで困るなぁ。性別に囚われない名前ならなんでもいいとは思いつつも、いざ候補をあげるとそのなかでのベストを選んじゃうから…。そうなるとね、結局モヤると思う!どうしよう?まと入りドロップスだって紆余曲折あった結果の名前だからなぁ。しかも簡単に決めれるハンネと違って本当に一生背負う名前だから…。重い!重すぎる!

ということでフォロワー、あんたらが決めていいよ!これはマジで。本当にどうしよう?中途半端は一番よくなくて、全部自分1人で決めるか、一切自分が関わらない方がいいから…。誰か氏〜〜〜!命名権をあげるから〜〜〜〜〜!!この地獄の悩みから開放してくれ〜〜〜〜!!