恋心ミルフィーユ

恋心ミルフィーユ

ツイッターじゃ吐ききれない妄言をまとめていくよ

最近の自分の性別と性別観について


f:id:matoiridrops:20210212181911j:image

LGBTQの「Q」? 「Xジェンダー」とは何か|「マイナビウーマン」

最近自分の性別がわかりません!

というのも、前にも色々と話してるけど私ってXジェンダーなんですよね。Xジェンダーにも色々あってその中でも「男性でも女性でも無い人」だと思ってはいるんですけど、そのどちらでもない中でも日によって結構バラつきがあるんですよ。

まあ日によってというよりも、周期的って言ったほうがいいのかな。1ヶ月くらい前は結構女の子してたんですけど、最近は割と自分の中の男性が顔を出すようになってきて、かなり鬱です。そういうのが出てくると「自分って一体なんなんだろう…」と考え出してしまって。

女の子のときは割と楽なんですよね。自分自身に自信が持てるというか、今まで悩んできた自分の特殊さを自分自身で受け入れることができて。私自身やっぱり「男性でいたくない」という気持ちが大きすぎるから、その気持ちに心が応えられている感じがすごくあります。それが心地良いというか、不安定な自分自身を支える柱になります。

だから心が男性に寄ってるときはすごく不安というか、無意識に男性寄りの思考を持ってしまった瞬間とか自己嫌悪で押しつぶされます。そしてなにより「私はXジェンダーだと思いこんでいるだけの一般的な男性ではないのか」という疑心が生まれてしまうんですよ。それを否定しようと必死になるけど結局答えは出ないし、そういう時に男性的な面が出てしまうと鬱になり疑心がまた生まれて心のモヤが大きくなって自己嫌悪…の無限ループです。

こういうときの心の支えは「まあGIDの診断もらってるし」という客観的目線なんだけど、結局アレもホルモン注射に必要だから取ったってだけだし私の中での価値は低いから、まあなんというか、気休めでしかないんですよね…。

 

もしかしたら「身体が男性で心も男性ならそれが一番いいんじゃないの?」って思う人のいるかもだけど、結局のとこさっきも書いたけど私自身「男性であることが嫌だ」という気持ちが一番上にあるんですよね。

だからなんだかこのXジェンダーも先天的なのか後天的なのかわからなくて…。先天的な部分も多いと思うけど、結局は私自身のそういう嫌悪感やクソ父親が近くにいた環境が私を「Xジェンダーだと思い込まなければ生きていけない」と思い込ませ、後天的にXジェンダーという名の鎧を身に纏ってしまったのかなって。

それこそペルソナなんですよ。そういう女性の私も男性の私も同じ自分ではあるとは理解しています。でもどれが本当の自分なのかがわからなくなって、男性の自分を受け入れることが出来なくて…。自分を受け入れるって難しいよね。

 

そんなこと考えず、「性別なんて関係ない!私は私だ!」って気持ちで生きていければいいんだけど、そのような生き方をするためには誰よりも性別について考え、誰よりも性別を憎み、誰よりも他者からの視線に目を配らなくてはいけないっていうの、本当に最近実感しています。

実際上のブログでも書いたけどこの前アウティングっぽいのが発生したこともあってか、軽く自分自身の性について話したんですけど、多分私が「性別なんて関係ない!」っていうふうに考え生きていると思われているんですよ。でもそう思われている私が一番性別について考えているっていう。そう装う、言い方を変えれば強がることはできるけど、結局は自分自身心の底からそうは思えていないから、ノイズが走って勝手に拗れるんです…。今日はそういう話でした。

 

 

そして性別感でいうと、最近何かと話題になっているのが某会長の不適切な発言について。

今日ついに辞任が発表されたけど、私としてはやっぱり自業自得とは思いつつも正義という名のリンチが激しかったなぁって…。そういう意味でも2重に気持ち悪かったです。

発言の意図や内容はともかく、私としては謝れば許すをモットーに生きているんですよ。『レ・ミゼラブル』が心の根幹にあるので、どんな人でもどんな罪人でも反省すれば挽回するチャンスはいくらでも与えるし、そういうのを先入観を持って取り上げるのはいけないと考えています。

 

完璧な人間なんていません。今回の某会長の発言だって男女平等や多様性に関して不適切ではあったけど、それでもきちんと釈明する場を設けて、謝罪して、そして反省してより良い形になればそれで終わりが一番よかったです。誰だってミスはあるしそうやって躓き立ち上がりながら成長していくわけだから、躓いた段階でぶん殴って立ち上がれないようにするのはなんとも。

まあ某会長の謝罪に関しては酷いものだったし、釈明する機会を与えたのにそれでも尚価値観をアップグレードしないお前が悪いと言ってしまえばそれまでなんだけど、「自分は正しいんだ」と言わんばかりに言いたい放題暴言を吐くのは本当に素晴らしいことなの?って炎上騒動見るたびに思います。

今回の騒動に関してはそういう思いもあり何も語りたくないという立場を取っていましたが、終結したのもあってか苦言の1つでも言いたくなってしまいました。ということで愚痴は終わり。辞任までの過程はどちらも酷かったですって話でした。