恋心ミルフィーユ

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ツイッターじゃ吐ききれない妄言をまとめていくよ

ココ…終始泣きすぎてもうダメ

ココ、観てきました!

なんだかんだ毎年見てるポケモン映画、コロナの影響で公開日はズレたけど初日に!

正直そんな期待してなかったんですよ。なんか別にザルードもそんな見た目好きじゃないし、ココも野生児?よくわからんけどなんかいつものポケモンじゃなさそうだなぁ感があったので。今日がたまたま初日アタックできる日だっただけで、体調次第では普通に最後まで観に行かない選択もあったもん。

マトイリの悪いとこだよね、毎週のように劇場で映画見るのに、急にめんどくさくなって2ヶ月近く行かなくなることとかがあるからさぁ。映画を観るのは心の平穏のためにすごく必要な時間なんだけど、その映画を観るのがだるくなって余計ヘラってもっと映画を観に行かなくなるっていう悪循環。

 

でもココ、もう最高に面白かったです!!!!びっくり!!!!!!

今年そんなに映画を観に行けなかったっていうのもあるけど、今年で一番良かった映画かも。魔女見習いを探してもよかったけど、ココも同じくらいよかったなぁ…。

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もうね、この時点で号泣してた(開始数分)

あんまりネタバレしたくないから深く言及しないんけど、ココはポケモンに育てられた人間の話なんですよね。まあ簡単に言うと嘴平伊之助です。こういう話ってまあフィクションだとありがちではあるんだけど、ポケモンでコレやられるとやっぱ意味合いが違ってくるよなぁって…。

作中でも散々触れてたけど、ポケモンの世界って人間とポケモンの調和がテーマだからね。人間にしかできないこと、ポケモンにしかできないこと、それぞれが支え合うことで社会が成り立ってる。故に関係が近いけど、それでも別種族であることには変わりない。だからこそザルードが群れから抜けてココを育てる流れや、ココ自身が自分の存在について葛藤するシーンは人間とポケモンの対比がえぐいくらい描かれてて、しんどいけど見入ってしまい号泣でした…。何回号泣すんねん。知らん。

 

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特に言語の違いって面で、強く描かれていたなぁ。キミきめ以降はあんまり無いけど、ポケモン映画って伝説ポケが当たり前のように人間語を喋るっていうのが定番だからね。だから最初にザルードが喋った時はあぁ…そういう感じね…って思ったんだけど、目線がサトシになると途端にココがザルード語しか喋れなくなるのが面白かったなぁ。

ポケモン世界ってポケモン内では言語共通でしかも人間の言葉がわかるのに、人間はポケモンの言葉が全然わからないっていう結構一方通行な関係があるからね。ニャースみたく人間語を必死に覚えるポケモンも存在するけど、逆にポケモン語使える人間は全く出てこなかった(だよね?記憶にない)からすごく新鮮でした!

同じ人間だけど言葉が全く通じないサトシとココ、種族は違っても親子関係として一緒に過ごすココとザルード、そういうちょっとズレた関係性が本当によかったなぁって。作りが上手い!

 

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まあ、だからこそ、黒幕(隠す必要ある?)のこの絶対に環境破壊するマシーンはゲラゲラ笑っちゃいました。急に雑!!!!!

こればかりは観たらわかるんですけど、急に雑な戦闘兵器が出てくるんですよ。びっくりするくらい急に!そしてばったばったと自然を破壊していく様は、もはや感傷に浸るよりも先にナンヤコレが出てきちゃって。あまりの雑さに「もう少しなんとかならなかった!?」とツッコみたくなっちゃった。

しかも私たちはみんなのためにやってるんですよ?っと言わんばかりのニコニコ笑顔で自然破壊するんだから、もう色々とね、言いたくなるよ。え?こいつらサイコパスでは?なんか最終的に被害者ぶってるけど、サイコパスでは?そこだけは惜しかったなぁ。

人間とポケモンの対比を描くうえでは、環境破壊兵器vsポケモンの図にするのは正しいし、デザイン的にもわかりやすくはあるんだけどね。仕方ないね。まあこうやってツッコんでるけど個人的にはソレ含めてめちゃくちゃ楽しかったので、興が削がれたなんてことは一切無かったし!まあもう少し丁寧に作ってよとは言いたいけど…。

 

でも親子関係についてはラストまで終始号泣してたし、話としても綺麗にまとまってたから良し!めちゃくちゃ面白かったので、みんな見てね。本当は剣盾持ってないしとうちゃんザルードのシリアルコード誰かにあげようかなぁ?って思ってたんだけど、あれは映画を見てない人が持ってても意味ないし、なによりポケモン欲しさでもいいから観に行って!!!って気持ちが強いので死んでもコードは渡さない…!

コード欲しさに観に行こう!