ひぐらしも『無印』『解』と見終わり、『礼』に突入！
終わらない6月が終わったわけだしここからどういう風に物語が進んでいくのかと思ったら、賽殺し編、まさかの展開でビックリしましたわよ！
ちなみに羞晒し編の感想は…まあ別にいいよね？時系列がよくわからないけどみんな楽しそうでよかったね。おわり
賽殺し編、とにかく梨花ちゃんの物語だったなぁ。if世界に入り込んでしまいどのような選択を選ぶべきか。梨花ちゃんは常に大人…というか観測者としてずっと動いていたから、こうやって自分の弱さと向き合うみたいな物語はすごく新鮮だね！
鷹野さんがいないから雛見沢症候群に関わった問題もなく、ダム戦争のいざこざも無く、その結果誰も不幸にならない世界線に訪れてしまって。確かに村が壊れるという事実はついてくるけど、みんなが幸せならそれがいいのかなぁ？これに関しては答えが出しにくいよね…。
確かに誰一人欠けることなく終わらない6月を乗り越えたという強い思いがあったとはいえ、みんなそれぞれに背負ってるものがあったからね。圭一は闇堕ち転校するし、レナも家族問題があるし、沙都子も悟史も雛見沢症候群に悩まされ、詩音も狂わされて。そう考えるとあのみんなが幸せで何も問題が無い世界こそがいいのかもね。
だからこそ、レナ達の乗り越えたからこそ得られたものの話は心に来たなぁ。綺麗なままでいることだけが素晴らしいわけじゃない、人生いろいろ回り道や谷があってこそ、人は成長できるよね。
私も恥の多い生涯を送ってきましたから…。色々しくじってきたもん！でも運よく今は自分が幸せだと思える状況に巡り合えたし、あのときああしておけば順風満帆な人生だったんだろうなぁと思うことはあっても、それじゃ人間的にはここまで成長できなかったと思う！あの時の色々を真っさらにした世界もそれはそれで幸せだろうけど、やっぱ今の生活がいいなぁ私は。
そういうのを本人たちの口から言ってくれるのがやっぱりいいし、梨花ちゃんも言われてやっと気づくっていうのが、すごく好きです。梨花ちゃん、人生何度もやり直してきてるからたった一度の人生っていう感覚が薄くなってたのかもね。ラストで羽入と「次死んだらちゃんと運命を受け入れる」って言ってたし、神の力で生き返るのは意味が無いと悟ったのかな。すごく良い終わり方でした。
賽殺し編、鷹野との戦争や終わらない6月が過ぎても人間の成長がすごく表現できてるし、すごく楽しかったです！
これから先も同じような感じで話は進んでいくのかな？それとも羞晒し編みたくよくわからん時系列でギャグを進行していくのかな？とりあえず明日の昼壊し編と『煌』が終わればいったんひぐらしのアニメは終わりだから、ラストスパート頑張ろうね！
新年は『奉』と『業』で狂っていくよ
