恋心ミルフィーユ

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ツイッターじゃ吐ききれない妄言をまとめていくよ

LGBTって優遇されてるの?(マシュマロ返答回だよ②)

今日はお久しぶり…ってわけじゃないマシュマロ返答回②だよ!

本当は2,3本溜まってからブログにまとめたかったんですけど、かなり考えさせれるマシュマロが来たので、急遽作ることにしました。これはツイッターで語って終わりじゃもったいない!というかきちんと答えないといけない!

てかマシュマロ、ほんとFF外の人とのやり取りに不向きやね。課金するか別サービスに切り替えてもいいのかも。

 

※先に言っておきますが、私の意見はLGBT当事者全体の意見ではありません。あくまでも私自身が持っている意見です。そこんところよろしくお願いします。

 

マイノリティが嫌いです

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このような意見をくださりありがとうございます!すごく言いにくかったであろう事をきちんと伝えてくれたことに対して、すごく感謝しています。

多分、「共感しました!」みたいなことより言いにくいことよね…。マロ主さんが毒を吐くのが目的じゃないのは目に見えてわかるわけだし、あえて否定的な意見を言うのは勇気ある行動だなぁ…と素直に関心します。

先に言っておくと、私自身この文で一切不快な気持ちになっておりません!ので安心してください(謎の養護)。そしてここから先の文でもしかしたらマロ主さんの意見を否定し傷つけてしまう可能性があります。ですが、そのように互いの意見考えを出し、議論をずることが一番重要であると思うので、相互理解のためにご容赦ください!

 

 

LGBTの背景

まず始めに、LGBT等マイノリティの方は「優遇」されているわけではありません。

私の生まれる遥か昔から当事者の方々が、必死に頑張って!頑張って!頑張って!声を上げ続け、やっと世間に浸透し、認められてきただけなんですよね。

だって数十年前…というか実際数年前まで同性愛やトランスジェンダーの方は全く認められてこなかったですから(私の体感ですが)。苦しみを一切理解されず、酷い言い方をすれば「頭がおかしい」とまで思われていたことも少なくないのかな…とも思います。

というか、未だにマイノリティに属する人たちを「頭がおかしい」と思っている人は多そうですけどね。実際面と向かって「そういうの気持ち悪い」と言われたこともありますし…。それに、世界的に同性愛等が認められているとはいえ、現在も同性愛者や異性装者(肉体的性別と違う服装をする人)を犯罪者、最悪死罪にする国もありますから…。

そういった背景があったこと、今でもあることをできれば理解してもらいたいです。

 

 

ゼロに戻したいだけなんです

とはいえ、優遇されていると言われてしまう感覚も、わからなくはないんですよね…。

セクシャルマイノリティに限らず、誰だって悩みコンプレックスは持っていると思います。そしてそれに答えを出せず、どうすればいいのかわからない、諦めるしかない…みたいに考えてしまうことも。もちろん悩みなんて千差万別だし、悩みの種類によって優劣なんてつけられません。

それに対しセクシャルマイノリティは、理解され、多様性が認められ、社会的に答えが出てきています。その自然にありのままの姿で生きたいと行動する姿に対して「特別」を感じ、そういうことできるの自由でいいよね社会が認めてくれているもんね…と僻む気持ちを持つ人は、まあ、いるよね。実際私としても自身がクローズであるため、オープンの人を見ると劣等感を感じることもありますし。

 

ですが、生まれる性別を間違えたせいで、好きになる人が同性だっただけで、人生マイナス100000億点から始まっています。それを必死に頑張ってゼロに戻しているだけなのに「マイノリティってだけで人生プラス100000億点されてズルい!優遇だ!」なんて言われると、さすがにこちらとしても困ります…。許してください!

みんな(マジョリティ側の人間)が持っている当たり前の権利を、マイノリティは剥奪されています。自分の着たい服を着たい、好きな人と結婚したい、本当の性別で生きたい。ただそれだけを願っているはずなのに、肉体的性別がそれを邪魔してきます。

それに、いくらゼロに戻そうとしても、決してゼロにはなりません。

こちらの記事でも書きましたが、トランスジェンダーの方は女性/男性に「なる」ことはできても女性/男性「である」ことはできないんですよね…。どれだけ頑張ろうと未満の存在。

同性愛の方は運命のパートナーを見つけることができたとしても、人間の構造上妊娠や出産、そこからの子育て等は出来ません。もちろん結婚したからといって子どもを作らないという選択をする夫婦はたくさんいます。ですが、その「選択肢」すらこちらには与えられていません。

 

正直、他の人に迷惑はかけています。

当事者の気持ちを理解してもらうのは、双方にとってもすごく大変だと思います。当たり前のように無意識で行っている行動や会話でこちらが勝手に傷ついてしまう以上、かなり気を遣わせてしまいます。そういうマジョリティ側の「こっちが我慢、妥協してる」感が、もしかしたら「優遇」を生んでるかもしれませんね。

ですが、今までマジョリティ中心で考え動いてきたものが一度壊され、全員が平等になることこそ本当の意味での多様性だと思うので、ご理解よろしくお願いします。

やっぱりこの問題についてはかなり根深い問題であるなぁと。今回の私の言葉だけで解決できる話題ではないと、改めて文字を書きながら思いました。

 

 

特別扱いしてもらいたくないです

瑞希の記事でも言ったんですけど、やっぱり私としても瑞希と同じで特別扱いはされたくないです。トランスジェンダーだって同性愛だって、ちょっと人とは違うってだけであって、同じ人間です。

なんだかやっぱりその認識が広まってないから、差別が生まれてしまうんじゃないかなぁ…と。得たいの知れない者、異物として思われ迫害されてしまう。

だからこそ、相互理解が必要なんですよね…。何も知らないから差別してしまう。何も知らないから「優遇されている」と思ってしまう。もちろん私だってシスジェンダーの人の気持ちはわからないし、自分にない視点がたくさんあると思うから、今回のマシュマロは自分としてもとても勉強になりました。

 

以前のマロ記事の最後にも書きましたが、現在LGBTなどセクシャルマイノリティに関しては、理解は進んでいるとはいえ無理解のまま保護されている部分があります。(というか引用したアリアさんの記事が私の言いたいこと全部書いてる気がする…。)

マイノリティの人はよくわからないけど、反対意見を出すこともなんだか社会の空気的に難しい…。だからとりあえず「理解した」ことにしておく。そういった関係が続く限り、相互理解なんて到底不可能なんですよね…。

実際理解されている、浸透しているとは肌で感じつつも、まだ1/100000にも満たないですからね。だからこそ声を上げなければいけません。

 ですので最初にも言いましたが、マロ主さんがこうやって反対意見を声に出したこと自体にすごく価値があることだと思っています。今回の記事は題材のテーマがかなり大きいだけに質問の解答になっているのかはわかりません。ですが、「優遇」されているわけではない、当たり前にことを主張しているだけということを理解してもらえればいいなぁ。

 

マロ主さんの裸が見られるのが苦手というのは、ちょっと私の方からは語りにくいですね…。気の利いたこと言えなくて申し訳ありません!

嫌悪感というものは簡単に消すことはできませんからね。むしろマロ主さんその嫌悪感を覚えてしまうことに嫌悪感を覚えてしまっているように見えますから、そんなに自分自身を苦しめなくてもいいですよ!そのような気持ちを持つこと自体は差別ではないですし、むしろ自分自身が相手を傷つける可能性があると気づいてるだけ優秀です(何様?)。

でも実際にFtMの人と会った時に、そういうこと言うのはやめようね。マジで。

FtMについては、よければボーイズ・ラン・ザ・ライオットというマンガを読んでもらいたいです。私自身はあんまり語ることのできない話ですからね。

こちらのマンガはFtMを題材にしているマンガです。(あまりレッテルを貼りたくないですが)作者自身がFtMトランスジェンダーということもあり内容自体ものすっごく質感が高いです!残念ながら連載はもう終了してしまいましたが、最終巻数も5巻くらいになると思うし手に取りやすいと思うので、よければ読んでもらいたいです。1話だけでいいから!

まずは、知ってもらいたいです。トランスジェンダーの人がどのように考え、どのように悩み、どのように苦しんでいるかを。そのうえでもやっぱり「優遇」されていると感じたのであればまた言ってください!徹底的に議論しましょう!

 

私の意見としては以上です。正直言いたいことが多すぎて、伝えたいことの2割くらいしか書けてないです。もう難しい!でも、一気に書いても読むの大変だからね、仕方ないね。

私の方もかなり勢いで書いてしまったため、明日また添削したいと思います。もしかしたら内容がガラッと変わってるかも。そして最初にも言いましたが、私の意見はLGBT当事者全体の意見ではありません。あくまでも私自身が持っている意見です。もしかしたら他の当事者の方が読んで不快に思ってしまうことが書いてあるかもしれません。あまり鵜呑みにしないようお願いします。…あ、そういうときはできればそっと教えて…。しれっと書き直すから…。

ということで長文ですがよんでいただきありがとうございました。

 

 

追記

マロ主さんから記事に関する感想をいただきました。匿名とはいえあまり外に出して晒しあげられる内容ではないため、こちらで軽く概要を語ったあと返信致します。

結論から言うと、納得はしてもらえませんでした。マロ主さんが昔にLGBT当事者の方に嫌な思いをさせられトラウマになり、LGBTだから仕方ない」というような言葉で問題を解決させられたことが、優遇されている、嫌悪の原因だということを語ってもらいました。

 

うーん、心の傷が原因となると、やっぱりただ理解してもらうだけじゃ何も解決はしないですよね…。いくら理解をしようさせようとしても、過去のトラウマが拒絶してしまう。そうなってしまうと私が何を言っても傷口を余計に開いてしまって逆効果というか…。

私も別にカウンセラーとか心理学の人とかじゃないからね。どうすれば解決できるか提示することは出来ません。なので私から言えることは一つだけです。無理して向き合わなくていいです!

やっぱりマロ主さん、拒絶をしてしまうことに悩んでるように見えるんですよね。でも、無理なものは無理!と諦めることも時には大事です。もしそのような方と会ったときに無理に迎合しようとせず、そっとその場から去るのも理解の一つの形じゃないかなぁ…と。

 

この世の中、案外「逃げるが勝ち」です。

悪いことしてないのになんで私が逃げなくちゃいけないんだ!と苛々する気持ちもあると思いますが、無理に向き合おうとして互いに傷つき余計険悪になるくらいなら、自分自身が過ごしやすい人や環境を選んで、苦手な人とは互いに不干渉でいる方が、荒波も立てず平和に過ごせます。

マロ主さんはまた同じような状況に逢い「LGBTだから仕方ない」と言われると怒りが抑えられる自信が無いと言っていましたが、やっぱりそういう状況になる前に去るのが一番かなぁ…と。でもどんな話題であれいきなりキレるのは印象が悪いため、アンガーマネジメントについて勉強してみると案外いいかもしれませんよ!

明確な答えが出せずにごめんなさい!ですが、このように悩み考えてくれたことにすごく意味があると思います。どのような答えであれ、マロ主さんが納得のいく結論を得られることを祈っています。